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>>6 > 続き その日はハワイさんの家に泊めてもらった。 絶対眠れないと思ったがあっと言う間に寝てしまった。 次の日はバイトを早あがりにしてもらった。 久しぶりに方言教室に出向いた。 この件をオバー達に相談する為だ。 すると簡単に答えは出た。 Aさんは、やはりマジムンだった。 名前は忘れてしまった。ググってみたけど、それらしいのが出てこなかった。 イーカギーがどうのとか言ってたと思う… 結論からゆうと、もう大丈夫だそうだ。 説明を聞くと Aさんは夢を見始めた頃から一角ごとに近づいてきていて、バイト先から屋敷の区間に入った時、道が一緒だから遭遇しただけ。 声を掛けて来たのは、からかわれていたのだ。 遠回りしたのは意味が無くAさんに遭遇しなくても日ごと近づいていたのだ。 何故一角ごとなのか? マジムンは真っ直ぐにしか進めない為、辻に設置してある魔除けの『石巌當』にぶつかって死んでしまう。 その為 直前の角で止まり次の日を待つ。 そして道を訊いて次の辻まで行くのだ。 道は僕の夢の中で訊いている。 だから6日目じゃなく7日目だった。 1日ズレたのはハワイさんと飲み明かした日があったからだった。 夢でお尻を見たかったのは餌で、見る為の障害を乗り越えるのが道順を教える結果になっていたのだ。 例えば尿意を催しトイレではなく、風呂場で用を足していたのは 次の角の曲がる方向がトイレの方では無く風呂場の方だったからだ。 屋敷に入られなかったのはマジムン返しの壁があったから。 因みに屋敷に入られていたら、この世の最高の快楽を得て衰弱死していたそうだ。 方言教室のオジー達は口々に勿体無い事をしたなと言っていた。 僕もあなた方の年になったら、また来て欲しいと思うよ。 そんなワケで夢のAさんの件は無事に解決できた。 それから何回かマジムンに悩まされる事になるのだが、その話はまたの機会に。 それから半年が経とうとした ある日。 朝一で離島桟橋にお客さんを迎えに行った同僚が興奮気味に帰ってきた。 何でも、桟橋にいくとパトカーと救急車が止まっていて人集りが出来ていたそうだ。 続く
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