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>>5 > 6: 温泉と言っても湯量はそれ程でも無く商業利用できる程では無い。 湯が湧いている斜面に雨樋を刺して捨ててあった湯船に湯を貯めるといったシンプルな造り。 小さな湯船に男三人で大はしゃぎで入った。 その間も嫌な気配を感じていた。 いや突き刺さるような強烈な視線を感じいた。 この温泉をライダーハウスの目玉にしたいと言っていた。 残念ながら、この地でライダーハウスをするのは無理だろう。 湯からあがり服を着ている時に私は見てしまった。 土から顔だけ出した人達を… 勿論この世の者では無い。 残念ながら私には見て感じる以外の能力は無い。 よって彼らの目的も正体も解らない。 労働期間はずっとこの温泉を利用していたが、見る度に土から出ている部分が多くなっている。 5日目には上半身が出ていた。 着ている服からアイヌ人のように見えた。 あの土に埋まってる人達の体が全部出て来たらどうなるのだろう… 私は約束の日数を消化し、その地を去った。 『ガタンガタン』 後ろを見るとあの霊と思われるモノが戻ってきている。 今度名前でも付けてやるか… おしまい
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sage
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