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>>9 > 続き 武人は僕に話があるそうだ。 飛行機は上空を旋回し着陸を試みている。 時間はあるようだ。 話の要件は『ンギー』の事だった。 僕はヤイマとの相性があまり良くない。 『ンギー』といると幾分ましになるとの事。 『ンギー』がいない間 怖い体験を何度もしたのはその為だそうだ。 では何故『ンギー』はいなくなったのか? 桟橋で見つかった遺体は、やはり『ンギー』と一緒にいたホームレスだった。 『ンギー』は彼の先祖に大変世話になっていたそうだ。 先祖とは僕の屋敷の主、〇〇〇家に仕える下人だった。 最近、彼は島に戻ってきたのだが、その時 既に死相が出ていた。 『ンギー』は彼の最期を看取りたかったそうだ。 良かった。 僕は『ンギー』が殺したのかと思っていた。 『ンギー』を疑った自分が恥ずかしい。 涙が溢れてきた。 そして「なにより『ンギー』は、お前が大好きなんだ!」と言うと 武人の股の間から『ンギー』が突然現れた。 『ンギー』は僕に飛びついて来た! 感動の瞬間だ! 更に涙が溢れでる… 僕「くっさぁー!!!」 目にしみる臭さだ。 『ンギー』は他の人には姿は見えない。 鳴き声も聞こえない。 しかし臭いは誰にでも分かるのだ。 今日はみんなに白い目で見られるだろう。 でもいい。 やっぱり『ンギー』と一緒がいい。 帰ったら風呂に入れてやろう。 終わり
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