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>>11 > >>10さん ありがとうございます。 ウクイナ(沖縄本島)の人が読んでいると思うと緊張します。 ヤイマムニはあんまり正確じゃないかもです。 では続きを 神司は按司の肩を指しソーネーマーがいると告げた。 ソーネーマーは「雨ヌ神ティ クヌ ジームニユ ナラシ」(自分は雨の神で呪言を教える)と言ってると言う。 神司はジームニ(呪言)を使って嵐を起こし使節団を追い返すと言う。 神司は早速、オモト山に祈祷しに行くと言う。 自分が出立したら屋敷の者、数人を門の前に立たしておくようにと言った。 按司の娘は全力で走っていたがマジャンガー(真謝井戸)の前で足を止めた。 もう逃げれないと悟り井戸に身投げしようと考えた。 そこに〇〇〇屋敷で飼われていた一匹のワー(豚)が現れた。 ワーは娘を背に乗せると一目散に屋敷へと駆け出した。 一難去ってまた一難。 大人の娘を背負って走るにはワーは小さ過ぎた。 見る見るペースは落ち追っ手が近づいてくる。 前方にピビジャー(山羊)とマユ(猫)とイン(犬)が立ちふさがっている。 これは〇〇〇屋敷で飼われている家畜達だ。 〇〇〇按司と娘の人徳は家畜にも伝わっていたのだろう。 娘の為 体を張って守ってくれている。 ワーはマユとインの間をすり抜けて行った。 ピビジャー達はあっという間に蹴散らかされた。 だが娘の為に、幾らかの時間を稼げた。 娘を乗せたワーは、もう屋敷が見える所までやってきた。 そこでワーは力尽きた。 娘はワーに礼を言い走った。 追っ手が近づくとワーは残りの力を振り絞り立ち上がり道を塞いだ。 神司の命で門に立っていた家の者が娘に気づき無事に屋敷に連れ帰った。 追っ手は腹いせにワーに斬りかかり 無惨 全身を切り刻まれ息絶えた。 暫くするとボーマから戻ってきた漁師が倒れているワーに気がついた。 漁師はワーを優しく抱きかかえ屋敷へ入って行った。
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