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>>13 > 娘は知らぬ間に眠っていた。 目が覚めると賑やかな声が。 娘を心配して庭に村人が集まっている。 広間に行くとご馳走が用意されていた。 グーヤヌジ汁 チカラガー ミミガー スーチカ ラフテー テビチ 豚肉料理がずらっと並んでいた。 オモト山に登った神司はソーネーマーに教えてもらったジームニで見事、嵐を起こした。 王朝からの使節団はイシャナギに上陸する事なくウクイナ(沖縄本島)に戻って行った。 兼久オバーのお話は小一時間程で終わった。 観光客は10分ほどで退出するのが普通だが今夜は最後まで話を聞いていた。 (それだけ面白い話だったんだけど、上手く書けたかな?) 話に出てきたワー(豚)はきっと『ンギー』だったのだろう。 僕の足元で見たことのない神妙な面持ちで話に聞き入っていた。 それにしてもオバーにはいつも驚かされる。 今まで謎だった僕の住む屋敷の歴史を知っているとは思わなかった。 方言教室が終わるとシマンチューの若者がギャルを誘っていた。 車で夜景を見に行こうと誘っている。 僕はオバー達と後片付けをしてから下に降りるとギャル二人が自転車置き場に立っていた。 ギャルは僕に気がつくと駆け寄ってきた。「これから時間ありますか?」 夜景を見に行ったと思ったギャルは僕を誘ってきた。 ギャルは鹿児島の大学に通う学生だそうだ。 一人は超ミニスカートのAさん。 もう一人はぽっちゃりのBさん。 二人は僕の家に来たいと言う。 別に断る理由は無いけど一応、家の状態を説明した方が良いと思って「僕の家は築何百年で……」 「知ってるよ」 「えっ!?」 「さっきの話に出てきた屋敷でしょ?」 僕は『ンギー』が見えるのかと思ったが違った。 何でも 二人はヤイマの歴史に興味があって、オバーにリクエストしたそうだ。 すると生徒(僕の事)の住む屋敷の話をしてやるってなったそうだ。 それで僕の家に来たいとなったワケだ。 ギャルに誘われた時はドキッとしたが期待したようなコトは無さそうだ。
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