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怖い名無し
奇妙な出来事
自分が体験したことを書きます。なので、オチらしいオチはありません。

一つ目:ドッペルゲンガー
最初に『奴』が出たのは、高校生の時。「さっき○駅(最寄り駅)に居た?」と友人からメールが来た。
その時、市外に居たので「市外にいるよ」と返した。見間違いだったんじゃないかと笑い話になった。
次に出て来たのは、大学生の時。
教授からの連絡メールが最初は来ていたのに、ある日から来なくなった。皆は来ているのに私だけメールが来ていなかった。
話を聞くと私にもメールを送っていたそうだ。
私の名字は山田とか田中みたいにありふれた物で、3つ上の同じ専攻の先輩にも同じ名字の方がいたぐらいだ。
その方と間違えてるのでは?と聞いた所
二人(先輩と私)分しか登録して居なかった筈なのに、三人分の登録がありそれぞれに「一年の○○さんのアドレスですか?明日の講義は講義室6です。」とメールを送ったそうだ。
それぞれから返事が来て
「私は四年の○○です」
「分かりました」
「先生私は××です」
と。最後は間違えていたらしいのが分かり二人目が私だと判断したそうだ。
勿論メールは来ていないし返してもいない。
やっとアドレスの訂正等をした後で、教授が二番目の誰か分からないアドレスにメールを送った。もしかしたら、別の学生かもしれないと言うことで。
「明日の講義は講義室7で行います。申し訳ないが、別の名前で登録してしまった可能性があるので名前を教えて頂けないでしょうか?」
返ってきた返信は
「メールアドレスがありません」
という携帯会社からの事務的な内容だった。さっきまで使われていたアドレスが使えなくなっていた。
05/26 12:29
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▼[35]怖い名無し
もしも読んで下さっている方が居たらの話ですが…お気づきだと思いますが、私が奇妙な体験として書いたこれらの話。

奇妙ではなく、よくある普通な話ですよね。ただ面白がって奇妙な出来事として書いてみただけだったりします。

以前昔からの友人に話をしたことがあるのですが、叫ばれました。
彼女お化け屋敷は好きなんですけどね。話だと苦手なようです。
最初にあげたドッペルゲンガー話をした時なんかは
「お前ここまで連れてくんなよ?!連れてきてないよな?!」と良い反応をして頂けました。
読んで下さっている方がいらっしゃいましたらありがとうございます。稚拙かつ内容がないことに対しては申し訳ないです。
オチがあれば楽しいんでしょうかね?
あと、その友人に「不思議体験したい」と呟いたら「私は現在進行形でしてる」と言われました。
彼女が羨ましいですね。体験内容は語ってくれません。畜生。
ブログでやれよという話ですみません。
以上
07/10 20:06
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▼[34]怖い名無し
さて、暇人かつ夢だけは豊富に見るタイプなので夢の話でも

ある日の夢、最近亡くなった幼なじみが出て来た
私は何かが嫌で逃げていた
幼なじみが云う事には「良い人だよ。ちょっと、難あるけどさ」なんだよ難って。
それを聞いて夢の私は安心したらしく、元の場所に戻る決意をした。自分の姿を見たらウェディングドレスを着ていた。眩しいくらいの白さ。
相手は分からないが、目の形をした銀の特徴ある指輪を左手の薬指に付けられた。
相手から「ずっと待ってた。でも君は髪切っちゃうから…今の君は長いけどね。これで漸く…」
と言われた辺りで左手の薬指の痛さで目が覚めた。起きたら薬指のちょうど夢で見た位置が円を描いてうっすら切れていた。
結婚願望でも夢に出たんだろうか?
07/03 00:51
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▼[33]怖い名無し
続き

ある日、隣人のお母さんが隣人のドアの前で立っていた。娘を待っていたらしい。後日、その娘は一回の駐車場の柱の裏で誰かと話をしているのを見た。
別の日インターホンが鳴る。隣人の母だった。
「ラジオの調子が悪いの。あなたは大丈夫?」
インターホン越しに話をしたら「出て来て直接話をしたいの」と言われた。
むしろお母さんあなたが大丈夫か?
ラジオは見ていない。NT●にでも連絡してと伝えた。
そして、四年の始めに健康診断があった。隣人とA子の姿。
微妙にズレたが近くでずっと健康診断をされた。
トイレに行き更にA子達から離れようと時間稼ぎ。
上手く離れ、健康診断が無事に終わった。
隣人とA子から話しかけられた。
「私ちゃんさ。○アパートの○号室でしょ?知っちゃった。この子の隣なんでしょ」
アパートどころか部屋番まで知られた。
「隣人ちゃんち結構行くから」
その宣告をされた半年ずっとピンポンダッシュをされた。犯人は分からない。


私自身がヘタレなので、怖くない話でも怖く感じます。

十五目終わり
06/27 15:34
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▼[32]怖い名無し
続き

学科違いの友人の隣で講義を受ける。友人といるとA子は来なかった。
安心した。ある日講義中にプリントを回すことがあった。後ろに回した時見てしまった。私の座っている真後ろの席にA子が座っていたこと。
気をつけてみるとずっとA子は真後ろの席に座っていた。
書いていて思い出した話ではあるが、A子の不幸自慢に耐えきれなくなりトイレに逃げたことがあった。
「トイレ行ってくるねー」と。A子は付いて来た。私の入った個室の前に立って話の続きを続けた。個室のドアを最終的には叩き続けた。
最初の違和感からA子に家を知らせないようにしていた。適当にはぐらかしていた。A子が離れ二年になった時、おそるおそると同じ専攻の子が話しかけてきた。
それから卒業までは話しかけてくれる子が増え、皆で遊園地に行くまで仲良くなった。
四年になった時に隣人が引っ越しをした。新しい人がすぐに入ってきて挨拶をされた。どこかで見たことがある子だった。
後ろにはお母さんが立っていた。これはこれで怖くなる。

続く
06/27 15:06
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▼[31]怖い名無し
続き
その話にびっくりして
「B子さんしか友人いないのに行ったの?誘われてもいないし」 と聞いた。彼女曰わく、「友人が一人でも居たら、そこに行く友人だから当たり前でしょ。友人なのに誘わないとか本当にひどい!」
その会話やこれまでで関わったら危ない人だと判断した。
気は乗らなかったがカラオケに誘われ行くと、私が歌う番になると毎回「皆ひどかった」話が展開され歌えなかった。
その後ゲームセンターに行く羽目になったらA子がセンター(しかもドアップ)で私は常に見切れるというプリクラも撮らされた。
UFOキャッチャーでぬいぐるみを取るとA子はお揃いにしたいと言って、かなりお金をかけて取った。
「お揃いだね」
という言葉が恐ろしかった。
でも、自分には話出来る人が居ないということでなかなか離れられなかったしA子はべったりだった。
決定的に離れようと思ったのは、学科違いのA子友人の彼氏を奪った話を恍惚とした表情で話された時だった。
徹底的に避けた。
便所飯なるものを暫く続け、私の友人と同じ講義が増えた。
続き
06/27 14:51
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▼[30]怖い名無し
続き

その日の学食は二股を問い詰められた男の気分を味わった。
それから、1ヶ月ぐらいA子と昼食を共にした。二人で馬鹿な話してても笑いもしない(身内受けというか日常的にやった失敗談とかでも)、かと言って話をする訳でもなくただ見て食べているだけ。
その1ヶ月の間、講義では真横の席に座り講義中に、隣の私の顔をじっと見ていることがあった。隣に座った時は大体じっと見てくるのだ。
友人はサークルが忙しいという理由の元、A子が来る前に昼食を食べ終えて居なくなった。
最終的にA子と私しか居なくなった時にA子は話し始めた。
内容は、いかに自分が周りから酷い扱いをされ贔屓してくれないのかやモテる自慢だった。
例をあげよう。
A子はA子の地元の友人(以下B子)とは高校が違った。ある日遊ぼうとメール入れたら
B子「今高校の友人とカラオケにいるから」という素っ気ないもの。カラオケの場所を聞いてA子は行った。
男三女三の六人でカラオケだったらしい。
そして、早々にカラオケを止め皆別れたそうだ。A子は皆が帰ったと思い、A子が完全に帰ると六人の男女は遊び直したという話をどこからかA子は聞いたらしい。
A子曰わく、「これはイジメ」だと。男三女三で一人増えたのなら男も一人呼ぶくらいの考えがないのかとか。私抜きで遊ぶことに不満があったらしい。
続く
06/27 14:21
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▼[29]怖い名無し
今度は人間的に怖かった話

十五目:A子
大学生の時の話。県外で知り合いもおらず、話下手で仏頂面だったこともあり友達が居なかった。
奇跡的に小学校からの友人が学科違いでいたのだが、学科違いなので授業とか色々会わない時もあった。昼ご飯だけは二人で食べるようになった。
そんな中、同じ専攻で話しかけてくれた子がいた。それがA子。
A子はたまに見るが、他の学科の子や同じ専攻の子と一緒にいる所を見ていたので何故話しかけてきたのか分からなかったが、嬉々として話をすることにした。
多少話をして、「今から昼ご飯食べに行くからじゃあ」と別れようとすると言い方が不味かったのか付いてくる。
A子もA子の友人と学食で食べるんだと判断。彼女は私の3m後ろを歩いてた。
友人と会って立ち話をしたらA子がじっと見ていた。
友人を紹介。
「A子ちゃんじゃあねー」と友人も言った。気にしないようにしていた。食堂は四人掛けテーブルだった。そして、何故か同じ席にA子が座った。
「「え」」
友人と私はハモった。お互いにA子は別に行く予定だと思っていたようだった。

続く
06/27 14:06
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▼[28]怖い名無し
十四目:夢

その人物が出る夢を見る条件は未だに分からない。
以前見た時、ひらひらした白い服を着た人に手を引かれアパートに行く。
「気が済むまでしておいで」
とある部屋をノックすると、嫌いなクラスメイトが出て来た。殴った。髪を掴んで引きずった。一方的な暴力をした。
「気は済んだ?」と男の人は言った。

ここ最近の夢
スタッフルームで休憩中という設定らしい。今度は私は第三者のようで、私が休憩している姿を見ている。
その周りをふわふわと漂っている男がいた。まるで遊んでいるようだった。私にニコニコと手を振ったり抱きついて頭を撫でたりと、思い思いのことをやっていた。
ただ夢の私はひらひらした服を着たその男に気付いていない。見えていないようだった。
それでも男は楽しいのか優しい笑みを浮かべ正面の席に座り、何か言葉を発していた。第三者で見ている私でも言葉は分からない。
休憩が終わった私はそのまま立つ。男は私の頭上をふわふわと浮かんでいた。

この男が誰なのか私には分からない。

所詮は夢の話。

十四目終わり
06/21 17:31
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▼[27]怖い名無し
体験は相変わらずないけど、歪みを見た話

十三目:歪みを見た話

クラブ活動で、皆でキャンプをした時のこと。この日のクラブ活動は他校の生徒とも合同だった。
キャンプと言えばカレーというのが学生時代の当たり前だった。だが、今回は違った。
まさかのバーベキューだった。皆テンション上がってきゃあきゃあ言いながら肉を焼いていた。
先生達は別所で肉を焼いていた。
やや離れた位置から先生達の「野菜も食えよー」と呑気な声がした。
他校の女子達の「私お腹いっぱぁい。○○君(私と同じ高校)もっと食べて?」というアピールを尻目に、焦げがヤバそうな物を食べて行く。
「私さん男らしい食べ方ー」と言われたが無視。
そのままなんとなく下を見たら、空間が歪んでいた。アニメみたいにぐにゃと。
バーベキューの火で、蜃気楼のような物が出来たんじゃないかと推測した。
バーベキューをしていた所は山で、まあ下と言っても木々が沢山あった草原の所だったのだが。
疑問に思ったが、それどころではなくなる。女子達に囲まれてた○○君の
「私さんみたいに沢山食べる人が良い」
という発言と
「私さん何見てるの?」
という要は、この女子達怖いから助けてというヘルプ要請を受けたからだ。
空間の歪みもう少し見たかった。


十三目終わり
06/17 01:18
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▼[26]怖い名無し
奇妙な体験ないので、何か体験したら書こうかな。夢なら面白い体験してるので、それを書きます。

十二目:夢

実家の二階で私は古い雑誌を片付けていた。下で母が
「あらーこんばんは」
等と人の良さそうな挨拶をしている。どうやら知り合いが訪ねてきたらしい。私はあまり興味もないのと、母の知り合いに関わりたくないので息を殺して昔の雑誌を読む。
早く帰らないかなぁと思いながら。
さっきまで楽しげな会話が聴こえていたのに声が止んだ。
不思議に思って下に降りると、知り合いではなく強盗だった。気付かれて私はダッシュで二階に逃げる。捕まってそれから…

ここで目が覚めた。この夢を思い出したのは後になってから、雑誌を片付けていた時だった。
「あらーこんばんは」等と母が人の良さそうな挨拶をしていた声を聞いたからだ。
ゆっくり下に降りる。来た人と目線が合う。
「こんばんは」
と私が挨拶をした。
「こんばんは」
と返された。
母から誰なのか説明をされる。また挨拶して携帯を片手に二階に行った。

強盗は勿論来なかった。夢だったことに安堵した。



十二目終わり
06/14 14:25
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▼[25]怖い名無し
身ばれするかもしれないが、私の通っていた小学校の怪談(七不思議かどうか不明)を覚えているものだけ書こう。

体育館に皆が持久走している大きな絵が飾ってある。夜中に見ると走ってる人の一人になり、永遠に走らないといけなくなる。

二ノ宮金次郎の読んでいる本の中身が、小学一年レベルから難解な漢字に変わる。

一階のトイレにはお化けが出る。噂があるからか誰も行かないし雰囲気も悪い。

二階のトイレに行って腰を抜かした生徒がいた。何かを見たらしい。噂に寄ると花子さん。

図工室に体操服の上級生(見た)

横揺れする長めの遊具に放課後乗ると異世界に行く。その噂が流れてすぐに危ないからと撤去。

校庭に沢山ある像が動く。


以上。そんな小学校だった。
06/11 18:06
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▼[24]怖い名無し
いい加減懲りたらしく、その後怪談に駆り出されはしなくなった。ただ「不気味な奴」「気味が悪い」扱いはされた。
解せぬ。

それから二年後友人も出来、放課後に友人達と話をしていた。すぐ隣の廊下から「ペタペタ」と裸足で歩く音がしたので、廊下に出たが誰も居なかった。隣の教室にも誰も居なかった。
歩く音の話をしたら誰も聞いて居なかった。
一人が「それ七不思議の一つだよ。この廊下のことだったんだ」と言った。
彼女曰わく、放課後遅くまで残ると裸足で歩く音がする廊下があるという噂。ただ、どの廊下か分からない。
その話を聞いた後、皆すぐにさっさと帰った。無言だった。

まさか知らない間に七不思議の一つに遭ったとは思わなかった。


十一目終わり
06/08 14:23
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▼[23]怖い名無し
そのまま同級生達は適当な所に走って行ったのを見送って、帰ろうとしたら先生に会った。
「君どうしたの。倉庫は立ち入り禁止だよ」
「すみません。なんか七不思議を見て回るとかで、置いて行かれたんです」
「そうかぁ。たまにいるんだよね。でも、そこ開かなかったろ?そこ外から鍵がかけてあるんだよ」
笑いながら言った。
「いえ、開きましたよ。ガタガタ言わせて開けたんじゃなくてええっとスッと。他の子はガタガタ言わせてたんだけど開かなくて」
先生が一瞬顔色が変わって、倉庫のドアを開けようとした。開かなかった。
「さっき開いたんですよ本当に」
「分かった分かった。早く教室に帰りなさい」
次の日その倉庫にブルーシートが貼ってあって、工事が入ることになった。床が腐って危ないから工事をしないといけなくなったらしい。
私だけ開いたのはタイミングと床が腐ってたことだと思う。
それで「私が怪談に行くと怖い物に遭遇する」という逆の噂が出た。

そして、また七不思議に駆り出されることとなった。
次に覚えているのは二ノ宮金次郎の像の前にある池。そこは昔はもっと深く広かった。ただ溺れる子が増えた為小さくしたらしいという有りがちな物で、何もなかった筈だった。
私が適当に長い棒を持ってきて、池に刺した。自分よりも長い棒だった。それが最後まで埋まるのを見た同級生がまた逃げた。
池の下は土だったからそれを押し刺したんじゃないかと思った。
その半年後ぐらいに池を見たら見事に干上がっていて、底が見えた。
底はコンクリートで足を底に下ろして見たが、足首までしか深さはないようだった。
あのズブズブと刺した感触はなんだったんだろう。

06/08 14:12
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▼[22]怖い名無し
十一目:怪談

奇妙な体験のネタがないので、強制的に学校の七不思議に参加させられた話でもする。
前に「私がいると怪談に遭わない」と噂になったと書いたが、その後
「七不思議を見に行きたいが、怖いのには遭いたくない。そうだ奴だ」という同級生の考えから連れて行かれた。
七不思議を覚えてないが、トイレの花子さんは居なかった気がする。
ただ意味不明な怪談はあった。
体育館の倉庫のドアを三回ノックして「からあげ弁当(何故か)持ってきました」と言うと「そこに置いて」という声がする。普段その倉庫は外の鍵が閉まっているがその時だけは開いている。置いたフリをして中に入る。花子さんに会うと、あの世に連れて行かれる(何故ここで花子さんが出るのか分からない)
からあげ弁当ではなくハンバーグ弁当だと駄目らしい。
皆してやった。勿論、そんな声はしない。
「やっぱり私さんがいるから」
「実は嘘でしょ?」
と言われ七不思議を言った本人は「本当だってお兄ちゃんが!」とか言ってた。
私もしないといけなくてノックして、無言で扉を開けた。
「なんだ開いてる」
振り向いたら同級生達はダッシュで逃げた。
「お前は花子さんに好かれてる!だから開いたんだ!」
「お前だけ花子さんに連れて行って貰え!」
全員からぎゃあぎゃあ言われた。酷い言われようだ。
06/08 13:54
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▼[21]怖い名無し
十目:遊園地

特に奇妙ではない話だけど、書きたかった話。
小さい頃、母が病院に行っている間、祖父が遊園地に連れて行ってくれた。
「回数券がなくなったから、そこで待ってて」
と言われ楽しげな音楽が流れて回るメリーゴーランドを見ていた。前に虫取りをして祖父と兄から離れた話を書いた通り、残念な頭の子供だった(今も割と変わらない)
メリーゴーランドに飽きて、違う物を見ようと後ろを振り返った。さっきまで「キャーキャー」という声を乗せていたジェットコースターは動いてなく、つまらなくなりメリーゴーランドを見た。
さっきまで楽しげな音楽をしていたのも消えて係員も消えた。
周りを見渡すとさっきまで行き来していた人達が消えていた。怖くなり回数券を売っている建物に走った。やはり周りは誰もいない。
焦りから泣きそうになっていると、向こうから若いお兄さんの二人組が歩いていた。
必死になり「迷子になりました!」と言うと、一人が「連れて行ってあげる」と言った。もう一人は黙って肩車をしてくれた。
父よりも高い身長で非常に興奮した。肩車してくれた人じゃない方は、肩に乗せた私の足をくすぐって遊んでいた。
ここまでどうやって来たの?と言われ説明をした。
「親御さんから離れちゃ駄目だよ」と言われているうちに、広場で祖父や母父と兄を見つけた。勿論、怒られた。
あとは肩車をしてくれた人から離れたくないと駄々をこねたらしい。足をくすぐって遊んでいた人とは早く離れたがった辺りが笑い話である。
ここで奇妙な話を取って作った話のように入れると、二人は双子のようにそっくりで皆で二人組を見送っているとやけに強い風が吹いた。少ししか時間は立っていない筈なのに、二人組は消えて居なくなってしまったそうだ。
ただ、やはり残念な私が出て来る「お兄さんありがとー!ねえ、お母さんお兄さん達まだ手を振ってくれてるよ!」皆にはお兄さん達は既に見えて居なかったというのに。


十目終わり
06/05 02:05
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▼[20]怖い名無し
所詮、夢の話なんですが九つ目打った後で寝ました。
そこで夢を見たんですが、周りに人が居たはずなのに居なくなっておりまして。何故か自分の髪が長くなっていました。更に言えば最終的に何かから逃げて隠れました。
ですが、ゆっくりドアが開き、追っていた『何か』ではない別のものが

「みぃーつけた」

と言う所で必死に起きました。
寝る前に怖いもの読んではいけないですね。
06/02 18:50
[CA39]
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▼[19]怖い名無し
九つ目:母の話

今日と言っても日付が変わって昨日になったが、仕事から帰ると母がアルバムを開いていた。
小さい頃の私(書き手)可愛いとか言っていた。
写真を見るとまだまだ髪が長い時期で、写真は白い膜で覆われているように白さが目立ってた。
「お父さんがカメラを変えた時期だからねぇ」
と呟いていた。それを聞いていた父は「カメラの調子のせいだから」と誤魔化していた。
別の写真を見ると私の髪は既にショートになっていて、写真も綺麗になっていた。
「腕上がったんだ」と茶化したら「元々から腕は良かったんだ。同じ時期に取ったお兄ちゃんの写真見てみろ」とふてくされた。
見てみると兄単品の写真は白い膜というより靄はなく、綺麗だった。私と二人の時の写真は白い靄がかかっていた。
「なんでかねぇ。そういえば、この髪が長い時まであんた神様見てたんだよ」
「それどんな電波よ」
「電波って何よ。神様に遊んでもらったとか神様が空にいるとか良く言ってたわー。それで神様ってどんな人って聞いたら、『白くて綺麗』って言ってたわ。どんな話するのって聞いたら『上の話でね。お花が沢山』」
ここで昔の黒歴史を言われて恥ずかしさの余り、「もういいもういい」って叫んだ。
「分かった分かった。これで最後」
「まだ言うの?!」
「神様はどこにいるの?って聞いたら、『ずっと隣にいるの。一緒に行くって言ってる』って。本当に純粋だったわね」
と笑われた。
小さい頃は神様が見えるって本当にあるのかな。


九つ目終わり
06/02 01:39
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▼[18]怖い名無し
八つ目:寝ぼけた話


大学生の時に住んでいたアパートの話。
部屋の灯りを消してさあ寝るぞと布団に潜り込んですぐに、何かが同じ布団に来たと感じた。
なんとなく見ていると、黒い霧のような人型が覆い被さっていたのが見えた。眼鏡を掛けて居ないから、天井がぼやけて見えるのだと判断。ついでに、さっきまで怖い話読んでいたので影響されたなぁと思いつつ…もしこの人型が幽霊だったらと考えた。
その時、考えたが睡眠の邪魔としか思えずイライラした。
その間にも人型が余計に近付いてきた。首筋に生暖かい感触がした。
ぞわぞわした。今度は首筋に人型の髪の毛(?)が当たったらしくくすぐったく感じた辺りで限界だった。
多分、人型は男だと思い…とりあえず、顔面(?)を狙って殴り(殴れたか不明)その後すぐに男の急所を狙って蹴った(感触がした気持ち悪かった)
暗闇の中、人型らしい霧がベッドからやや遠い位置にいるのが見えた。なんだか落ち込んでいるように見えた。
「え、ごめん。でもいきなり来たから変態かと…次来たらまた狙うけど」
玄関に歩く音がしたがとりあえず見送った。玄関は開かなかったが、霧は消えた。
当時、女性限定アパートに住んでいたがそれから二日後「私さんのアパートから泣いた男の人が出ていくのが見えた」と周りから通報された。解せぬ。
それに眠かったからきっと寝ぼけただけだろう。多分。


八つ目終わり
05/30 15:15
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▼[17]怖い名無し
七つ目:夢現

大学生の時の話

その日は課題も無事終わり、さあ寝るぞと布団に潜って寝始めた。
すると、台所からタタタタタ…と軽いが走る音が近付いてきた。ベッドは壁に付いているタイプの物で、シングルタイプよりやや広めなサイズだった。なので、ぬいぐるみを壁側ベッドに寝かせ外側に自分は寝ていた。時々寝相が悪く壁を殴ってしまったので、壁側に行かないようにという考えからの行為だ。
足音が止まりギシッとベッドが軋む音がした。目は瞑っていたのに何故か男のイメージがあった。そのイメージはあったものの「母が寝ぼけて部屋間違えたのかな」程度の認識でそのまま寝ようとした。
だが、ベッドに来た人物が壁側の空いているスペースにダイブをしたことで目が完全に覚めた。
ぼふっという音と衝撃がきた。
睡眠を邪魔されたことにイライラした私は、その空いているスペース(ダイブしたであろう場所)に肘打ちをした。
人の感触はしなかったことで、気が付いた。

私は今一人暮らしで、母も泊まりに来ていないことに。

慌てて電気を着けたが勿論誰も居なかった。


七つ目終わり
05/28 14:15
[CA39]
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▼[16]怖い名無し
6つ目:痣

膝下に島みたいな痣がある。私は島だと思っていたら、嫌みなクラスメイトが「再生ボタンでしょ」と言ってきた。言われてみたらそう見えてきた。
別にどうでも良かったが、痣が気持ち悪いと言われ始めた。正直に言えば、前からいじめられていた。更に痣で拍車をかけてしまったらしい。
ここで、一つ不幸自慢をさせてもらおう。幼稚園時代から、保護者にまで「余所からきた子」と避けられ続け周りの子供からいじめられた経緯がある。中途半端な田舎は怖いものだ。
さて、再生ボタンが気持ち悪いと言われ避けられていたある日、クラスメイトが怪我をした。私の痣がある同じ位置に。
偶然にも再生ボタンと言い始めた子だった。それは痣を理由に避けたクラスメイトの数人が同じ位置に怪我をした。
ここで笑えるのが担任も同じ位置に怪我をしたことである。
そのことで痣については謝ろうという名の吊し上げを受けた。
自分達の不注意が偶然同じだっただけなのに。
あまり怖い話ではなくてごめんなさい。

6つ目終わり
05/27 00:52
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▼[15]怖い名無し
それから次の日、玄関先で観察していると声をかけられた。
「何見てるの?」
「蟻地獄」
「楽しい?」
「うん、もがいてる姿が」
やはり残念な子供である。
「そっかぁ。今一人?」
「あ、昨日の。昨日はありがとう!ううんばあちゃんが家に居るよーばあちゃーん昨日の男の人がー」
と家の中に向かって叫んだ。
「なんだ残念」
振り向いたら男の人は既に居なかった。
因みに、ばあちゃんは玄関を勢いよく開けた。鎌を持っていた。その姿が怖くて私は泣いた。
「一体、その男の人はどこ行ったとね?!」
気迫が怖かった。
それからその男の人には会っていない。だけど、何故かその後すぐに祖父母は家を引き払い便利な土地に移り住んだ。
私は夏休みに祖父母家に行く時は決まって熱を出した。熱以外、特に特徴のない体調不良だった。
その熱は、まるでお酒を飲んでしまった時のようなあの時の暑さのように感じた。

五つ目終わり
05/27 00:25
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▼[14]怖い名無し
男の人と話をしたという話を聞いて、祖父が辺りをキョロキョロして男の人を探した。その間、兄は私の手を握ってその様子を見ていた。
木や草しかないから歩く時は、必ずガサガサという音を立てるのに自分達以外の音もしない。
ということで帰ってから祖父は、神棚に今日供えたお酒より良い酒を供えて酒盛りした。因みに祖母に怒られていた。
孫を返してくれてありがとうということらしい。
私も知らない人に着いていくなと説教された。兄も妹を置いていくなんて怒られていた。
帰り道で祖父に
「今日はお祭りあるの?」
「ねえよ。ばーか○○(名前)」
「お兄ちゃん煩い」
「○○(愛称)さんは、どうしてそう思うと?」
「あの男の人浴衣着てた。だから祭りあるんじゃないの?」
浴衣も着物も同じ物という認識の私。更に言えば、浴衣=祭りという残念な頭だった。
この会話から祖父は積極的に酒盛りをしたのだと思う。

05/27 00:14
[CA39]
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▼[13]怖い名無し
投稿間違えてしまいました。読みづらくて申し訳ございません。
>>11ありがとうございます。面白かったのなら良かったです。多分、文章が微妙だからこその怖さ(?)ですかね。

すみません。続きです。
私の話を聞いた男の人は、少し考える素振りをして言った。
「じゃあ、一緒に謝ってあげる。そしたら許してくれるかもよ?」
「多分許してくれないよ」
「大丈夫大丈夫」
そのまま、手を握られて少し歩いた所に祠があった。そこで二人して謝った。
「これで大丈夫だよ」
その時に知らない人と話をしているましてや、移動してしまったことに内心慌てた。
慌てている私を見て、男の人は
「大丈夫。そこまで気にしなくて大丈夫だよー。神様だから許してくれるよ。子供はお酒飲んじゃだめだからねー」
と言いながら、手を引っ張ってさっきまで居た所まで戻してくれた。
あとは「こっちに来ない?」とか言われた気がするけど
「じーちゃんお兄ちゃあああん」とか結局叫んでた。
その叫びで慌てた祖父と兄が来た。
二人曰わく、ずんずん行っていない後ろに居るのを確認してから行っていたのにいつの間にか消えていたと言われた。
祠の話をしたが近くにはそんな祠なんてなかった。
05/26 23:51
[CA39]
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▼[12]怖い名無し
>>9
> その次の日、祖父がお酒を供えた時に一緒に神棚に向かって謝った。
神様のお酒を飲んでごめんなさいと。その後、祖父が「お酒美味かったか?」と聞いてきたことは祖母には黙っておいた(苦かったと返した)
その日は、三人で虫取りに行く約束だったのでかなり朝早く出発した。
兄と祖父がカブトムシに夢中になってずんずん行って、私は置いてけぼりになった。
兄と祖父を何度も呼んでも、二人は見つからなかった。
周りは木だらけで、人の声はせずいつもは煩いだけの蝉の鳴き声も聴こえず静まり返っていた。余計に怖くなって半泣きになった時に後ろから
「どうしたの?」
と男の人の声がした。人が居たことに対して安心したようで、泣いてしまいその男の人を困らせてしまった。
その時には、もしかして昨日飲んでしまった神様のお酒が原因で二人が帰って来ないのだと思い込んでいたので、その男の人に泣きながら言った。
05/26 23:25
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▼[11]ロビンM
やあロビンミッシェルだ。

どの話も面白かった!なぜか読んでる間中ずっと背中がゾワゾワしていて、白い長身の霊のくだりで辺りをキョロキョロしてしまったよ…ひひ…

また怖い体験を聞かせてくれ!
05/26 20:40
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▼[10]怖い名無し
その次の日、祖父がお酒を供えた時に一緒に神棚に向かって謝った。
神様のお酒を飲んでごめんなさいと。その後、祖父が「お酒美味かったか?」と聞いてきたことは祖母には黙っておいた(苦かったと返した)
その日は、三人で虫取りに行く約束だったのでかなり朝早く出発した。
兄と祖父がカブトムシに夢中になってずんずん行って、私は置いてけぼりになった。
兄と祖父を何度も呼んでも、二人は見つからなかった。
周りは木だらけで、人の声はせずいつもは煩いだけの蝉の鳴き声も聴こえず静まり返っていた。余計に怖くなって半泣きになった時に後ろから
「どうしたの?」
と男の人の声がした。人が居たことに対して安心したようで、泣いてしまいその男の人を困らせてしまった。
その時には、もしかして昨日飲んでしまった神様のお酒が原因で二人が帰って来ないのだと思い込んでいたので、その男の人に泣きながら言った。
はた迷惑な話である。
05/26 19:27
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▼[9]怖い名無し
その次の日、祖父がお酒を供えた時に一緒に神棚に向かって謝った。
神様のお酒を飲んでごめんなさいと。その後、祖父が「お酒美味かったか?」と聞いてきたことは祖母には黙っておいた(苦かったと返した)
その日は、三人で虫取りに行く約束だったのでかなり朝早く出発した。
兄と祖父がカブトムシに夢中になってずんずん行って、私は置いてけぼりになった。
兄と祖父を何度も呼んでも、二人は見つからなかった。
周りは木だらけで、人の声はせずいつもは煩いだけの蝉の鳴き声も聴こえず静まり返っていた。余計に怖くなって半泣きになった時に後ろから
「どうしたの?」
と男の人の声がした。人が居たことに対して安心したようで、泣いてしまいその男の人を困らせてしまった。
その時には、もしかして昨日飲んでしまった神様のお酒が原因で二人が帰って来ないのだと思い込んでいたので、その男の人に泣きながら言った。
05/26 19:25
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▼[8]怖い名無し
五つ目:田舎

小さい頃、母方の祖父母の家は山奥にあった。最寄りのスーパーまで車で一時間はかかるぐらい山奥にあった。
夏休みには、よくそこで虫取りしたり畑仕事を手伝ったりしていた。
そんな夏休みのある日、ものすごく私は喉が乾いていた。水が欲しかったのだが、水道まで身長が届かない。どこかにないかなと考えていると居間に中身入りのコップがあった。
届かなかったことを理由に飲んでも大丈夫だろうと考えて、そのまま飲んだ。
お酒だった。
毎朝、祖父が神棚に供えていたお酒で、あまりにも苦くて届かなかった筈の水道まで届いて水を飲んだ。
「ちゃんと神棚に置いたんだけどな…」と言い張った祖父は全員から怒られていた。私は不用意にそこらへんの物を飲まないように怒られた。
今でも、これは笑い話にされている。
長いが、これが前提。
05/26 19:12
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▼[7]怖い名無し

世の中は非情なもので、忘れ物を思い出してしまった。
せめてランドセルを持って移動教室に行けば良かったのに、馬鹿だったので忘れ物を取りにそのまま行った。
教室に戻る頃には、こっくりさんは始まっていた。教室の外にまで取り巻き達と悪ガキの声が聞こえていた。
どうやらちゃんと動いていたようだった。
盛り上がってる隙にランドセルをサッと取って帰ろうと心に決めて、教室に入った。
入った瞬間

「止まった」
「動かなくなった」
「なんで?」

一斉にこちらを向いた。怖かった。
「○○さんのせい?」と誰かが言って見つめ合っていたが、一人が「うわああ」と情けなく叫んでこっくりさんは終了した。
叫んだ理由は分からない。

でもって、その後から周りが怪談にハマり私がいると怪談に遭遇しないと噂になった。そのため、学校の七不思議探検に強制参加させられるハメになった。


四つ目終わり
05/26 15:53
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▼[6]怖い名無し
四つ目:放課後の遊び

小さい頃から、親に言われていた言葉は「怖い話には関わるな。禄なことにならないから」だった。

小学校三年の時の話
所謂、悪ガキがクラスメイトの中に一人いた。目立つタイプで取り巻きが何人もいたのを覚えている。
悪ガキがその日何かを思いついたらしく、取り巻き達に言った。
「こっくりさんやろうぜ」
こっくりさんは、学校で「やるなよ」と暗に言われていたのもあって、やりたくなったらしい。大人の「やるなよ」は子供にとっては「やってみろ」と同じ言葉のようなものだった。
取り巻き達は、最初びびっていたようだが逆らえなかったらしくその日の放課後にやることになった。
ここで、悪ガキと取り巻き達と私の関係性を言うと「虐げる者と虐げられる者」である。基本的にクラスの最下層にいるのが私。
そんな訳で、絶対にこっくりさんには誘われてはいない。
誘われても全力で逃げると決めていた。怖い話に首を突っ込んで、親から怒られたくないからというのが理由だった。

05/26 15:40
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