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(朝の登校前、耳にした場所に向かい。通りから見えた鳥居に表情引き締まり、自然と早くなる歩調そのままで鳥居を潜り参道へ。敷き詰められる小砂利の中続く石畳を歩み着いた本殿、肩にあるバックを地面へ置いて学生服上着ポケットから賽銭を取り出して放り。木箱、特徴のある音をさせ賽銭箱内に収まった通貨に一礼し手を二度と叩き) 何と願ってよいのか…いざとなると悩むものだが……互いに支え合え、傍らに居られる、漠然とした願いですが…俺の口下手な所など相手の事を…理解し互いに包み合える人に出会わせて下さい。……治る事なら…もう少し素直に思いを話せるようになりたい。朝からすみません。 (合わせた手を脇に下ろして今一度一礼し。バックの持ち手を掴み肩に掛け、来た道を逆に辿り学校へと脚を進め)
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