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この嵐の中、フェリーは出航できるのか? 胸の中で、不安も増していく。 市街地の渋滞を抜け ダークグレーから暗黒へと闇を濃くしたフロントガラスの先 煌々と明かりを灯して出港の準備に取りかかるフェリーを両眼で捉えた時、 安堵の溜息をつくことが出来た。 休航はない… 港はフェリーが出ると信じて疑わなかった人間の乗る車が長蛇の列を作っていた。 最後尾に車を着けて、 後は列が動き出すまで待つだけとなる。 Aさんは俺達と離れて別の…バイクの列へと向かった。
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