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私が小学校低学年くらいの頃、通学路に何かの石碑がるんですが、友達と「あの後ろには地獄に繋がっている穴がある」となぜか思っていました。その理由は覚えていません。ある日、「見に行ってみよう」と、意を決して見に行きました。そうすると、そこにあったのは穴ではなく、何かをつかもうとする「石の手」が突き出ていました。怖くなって慌てて逃げました。 それから数年がたち、「あの石の手まだあるかな」と思い見に行ったのですが何もありませんでした。穴も手もその手があった跡も。 いったい何だったのか? 不思議なことに一緒に見に行って逃げた友達はそれを覚えていません。
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