投稿記事
「おい、車が動くか試したいのだが…」 俺は女子大生に声をかける。 眉間に皺を寄せ、困った顔して二人は頷いた… 突然、塩やら酒やら撒いて怪しい呪文を唱えたからな 二人からすれば俺を危ない人間に映ったことだろう。 まぁ、自分でもおかしいと思うよ エスクードに取り付けてあった牽引ロープをはずして 女の子二人が乗り込んだエスクードにゆっくり前進しろと指示を出す。 運転席でハンドルを握る女の子が頷き… アクセルを踏む。 全員が固唾を呑んで見守る中 ゆっくりと エスクードは前進を開始した。 どよめきが起こる。 ただ車が前に進んだだけなのだが… エスクードは無事に踏み切りを渡り終えた。
[
掲示板
]
mobile-bbs