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この話は実にまことしやかに甚だしく不可思議なものなのである。 心して読んで欲しい。 小学四年の7月のもうすぐ夏休みになる、ある夏の午後、学校から下校して通学路を通って帰宅した私は近くに住む二歳下の友人Mとザリガニ捕りに行った。 自宅からほど近い自転車で30分くらいの場所に田んぼばかりの田んぼ道があり、田んぼの中の 田んぼの溝というのか窪んで水がたまっている田んぼの場所にザリガニがうようよいた。 しばらく二人で田んぼでザリガニを捕っているとMが 「あ!誰かきたよ」 そう言ったので見ると道の上にあたかもセーラー服を着た女の女子高生と思しき女性がいる。 見るとメアドを聞いてメル友になりたくなる綺麗な女子の高校生に見える。 二人で女子高生のところにゆくと女子高生は手にバケツを持っている。 ちょっと離れたところから様子を伺うと女子高生は気づいたようで 「君らはザリガニを捕っているの?」 そうだと返すと女子高生が 「ここねザリガニよりもっと面白いものが捕れるのよ」 そんなことを言う。何が捕れるの?と聞くと 女子高生は溝を指差して「ほら見なよ」指をさすほうを見ると 溝の奥にザリガニのかわりに小さなおっさん人間がうようよといる。 おっさん人間は口々にメル友になってくださいとかこのサイトをぶっ潰してやる、はては私の名前は皮噛留鮮またの名を夢痔減吐羽妻あなたも木茗に携わっているのですかと言ってエアギターをかき鳴らしてはおに=にょろ=ピスタチオ=名無しだと絶叫した。 私はあまりのうるささに黙って喋れと言った。 そのおっさん人間を女子高生は楽しそうに枝で追い回したりアクセス禁止にしてニヤニヤと笑みを浮かべてる。 私は見ていて気味が悪くなった。見ると女子高生のバケツにはいっぱいにそのおっさん人間が入ってる。 それをどうするのかと聞くと 女子高生は笑いながらこう言った 「一人残らず道路に叩きつけて殺すのよ。」 それを聞いて私はぐっじょぶとあらんかぎりの声で叫び二人は女子高生にハイタッチしていよいよまっすぐに家に帰った。 それ以来何度もその場所に行くが女子高生とは一度も会ってないしあの小さなおっさん人間も見ることはついになかった。 あれは一体なんだったのだろうか。 そんな話を聞きました。
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