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若かりし頃の昔の話。余りにも昔過ぎて、所々忘れてるんですが、当事付き合っていた彼と日中からデートして、夜になって、田舎の田畑広がる農道の端に車を停めて、まだ帰りたくなくて、色々と話をしていたんだけど、二人ともいつの間にか疲れたのか眠くなって、シートに座ったまま眠り込んでしまったんです。 時間はそんなに長い時間じゃなかったと思います。多分30〜40分余り。 夢か現実か良く分からないけど、助手席に座っていた私は、何か気配を感じたのか?ふと左側の窓の外を見ました。すると車を停めた農道に面した田んぼの中程から、腰の曲がった手拭いを頭に被った農婦らしき人が、こっちに向かって来る様子でした。 顔などは良く分かりませんが、こんな夜に田んぼで独りで野良仕事なんて、不自然だしあり得ないしで、何よりこちらに向かってゆっくり近寄って来る様子が分かり、窓ガラスから覗きこむくらい近付いたような気がして、ゾッとして、とても怖く感じて、ハッと目覚めたのか?今思い出しても分からないのですが、また外を見たら何も居なかったと思うんですが、慌てて隣の彼に声をかけました。多分彼も寝ていたはずだけど起きたみたいで、私が「何か凄く怖い、早くここを出よう」と言ったら、「うん、そうしよう」と言ったかな?とにかく素早くエンジンを駆けてその場所から逃れるように走り出し、少し離れた場所に停めてか?走りながらかは忘れましたが、先程の事を車中で彼に説明しました。そしたら彼も、同じ夢か現実を?見ていたのかは分かりませんが、やはりあの場所が何か異様に感じたらしいです。 因みに彼も私も霊感なんてほぼないに等しいと思ってますが…? あれは何だったんだろう?と、今でも不気味な思い出です。 オカ版好きで、良く読んでるので、自分にも何かあったかな?と思ってたら、思い出したので投稿してみました。 だから何?って感じなんですが、感覚的に、あんなにゾッとして怖い思いをした事は、初めてだった奇妙な体験でした。
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