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それじゃあ俺も俺なりの考察を一つ。 幽霊の存在が生まれた背景には、やはり宗教的思想があると思われるが今回は目撃談が絶えない事について。 基本的には3種類に分類できると思う。 1、恐怖心や眠気、酩酊から来る錯覚。 2、面白半分の作り話。 そして3、記憶の刷り変え。 1、2は説明の必要は無いと思うので3についての説明をしたいと思う。 何故その様な事が起こるのか?段階的に説明すると幽霊を信じる人の場合、影等のちょっとした視界の違和感や錯覚を幽霊ではないかと思い込んでしまう。 そこで今、見た物を思い出そうするのだが「幽霊だ」との先入観から自分の中の幽霊のイメージと結び付き、実際ははっきり見たわけじゃないのに記憶の中に幽霊の姿を作りあげてしまうのである。 この例が厄介なのは刷り変えが起こっても本人に自覚が無く刷り変られた記憶を本当にあった事だと信じ込んでしまう点に有る。 人に話す時も嘘を吐いているとは思わない為、例え嘘発見器の様な物でも区別はできない。 このスレ中の「嘘を吐きそうに無い人が見たと言っている」というのも、おそらくはこの事例であろう。 「そんな事が本当に起こるのか?」そう思う人もいるだろうが、実は記憶の刷り変えはそう珍しい事では無い。 例えば家を出た時に鍵を閉めたか覚えていないとする。 思い出そうとすると、鍵を閉めずに出掛けるイメージが浮かび、やはり閉め忘れたと思い家に帰ってみると鍵は閉まっていた。 この様な勘違いは誰でも経験が有るのではないだろうか? 鍵が閉まっていた以上、閉めずに出掛けたイメージは嘘という事になるのだが浮かんだイメージが本当の記憶か妄想なのかを確認無しに判じるのは難しいと言って良い。 しかも、このイメージは思い浮かべる程に定着記憶に変わっていき、本当の記憶を思い出せなくなってしまうのである。 「人を介した情報は信憑性を失う」「人は自分が信じたい事を信じる」との言葉もある様に人の言う幽霊を見たと言う話は話半分に聞いておいた方が無難と言えるだろう。
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