投稿記事
ご無沙汰しております。最近私は心から笑った記憶がございません。しかしこうしてここに来ているのはこのサイトを楽しみの一つにしているからでしょうか? ここの活気が無くなって久しくなりますが気力を振り絞りひとつ実体験をここに投下したいと思います。 長文となりますが失礼いたします。 わたしは幼かった。 当時中学2年生だった私は周りの同級生と比べて頭一つ分小さかった。 この頃になると周りは異性や音楽に興味を持ち始め大人びていった。そんな中私はそういった物に興味を一切持たずしきりにおもちゃ遊びに明け暮れていた。 そんな私にも気の合う友人がいた。仮にこの友人をAとしましょうか。Aは周りにうまくなじめず根暗な性格だったが私とはすぐに打ち解けよく遊んだ。 しかしAはよくいじめられていた。休み時間になるとクラスの2・3人から暴力をうけていた。でもAはその時決まって笑っていた。私はAが恐ろしかった。 以前Aの家に何度か上がったことがあったがAの部屋はトレーニングジムそのものだった。その時Aの裸を見たことがあったが中学生とは思えないからだだった。 Aは鍛えるときいじめっこをいつかぶっ殺すと言っていた。だからAがいじめられている時いつも、いじめっ子が殺されてしまうんじゃないかと思うと怖かった。 そんな時事件が起きた。 いつもと変わらない普通の登校日。Aの机にラブレターが入っていた。差出人は伏せてあり屋上に来てほしいというないようだとAから聞いた。 Aは全く信じておらず、どうせあいつらのいたずらだろうといいつつどんな目に合うのか見にいってやると屋上に向かった。 屋上に着き扉をあけると物影からいじめっこ達が飛び出してきてAを包囲した。 お前本気でだまされてやんの〜 この変態野郎!お前のことが好きな女なんかいるわけないだろ〜 Aはうすら笑いを浮かべて黙っている。 K美ちゃんごめん!もういいよ。いじめっこの一人がそう言うともうひとり隠れていた人が出てきた。女の子だった。 このK美ちゃんは学年でも一番かわいくてスタイルもいいクラスのアイドルだった。 え〜何〜。何だったの? そう言うとK美ちゃんは屋上を出て行った。私はまさか女の子を用意していたとは思わず驚きながらもAが気になりAの表情をうかがった。 Aは何故か満面の笑みを浮かべていた。そして隣にいる私にかすかに聞こえる声でこう言った。 おれのもの つづきます。
[
掲示板
]
mobile-bbs