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海亀のスープ まず船乗り(Aとします)が療養していた理由は無人島に漂着した生き残りだから。 その時何人かが漂着し生き残ったが、その大半が衰弱しきっていた。 その中で比較的元気なある仲間(Bとします)が「海亀を捕まえた」と言ってスープにして出した。 それはそれは美味しくAは美味いと言って食べた。 その後もBは度々海亀を捕まえてはスープにして出してくれた。 そして退院後に海亀のスープを思い出したAは注文をし、食べたが、それはBの作ってくれたそれとは全く違った。 そこで男は思い出した。 Bは度々衰弱しきって餓死した仲間の死体を進んで処理してくれていたことを。 そこでAは悟った。 Bの出してくれたスープ。 それは海亀ではなく餓死した仲間の死体のスープだったと。
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