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新集い報告
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全言連リーダー研修会報告(2)
二日目は「セルフヘルプグループの組織論」ということで行われました。

◎組織のイメージ
○ピラミッド
○格子構造:団地のような形。それぞれの役割を持ち行動。現実の世界では、役をやりたがらない人が多い。
○渡り鳥の群れ:実際には一部の人しか飛んでいない。多くの人は地上で見ている。
○電波塔:リーダーが最新情報を入手。皆に伝える。

○「自分のグループはどんなイメージか」ということで隣の方と5分話しました。

○湖の中の島のイメージ:数人のリーダーが島にいて、他の人たちは湖の外から見ている。リーダー達は会のまん中にいる。なんでもかんでもその人たちに集中してしまう。次の人を見つけないと役をやめれないという暗黙のルールがある。島は狭くて多く住めない。一人でやってしまって被害者意識を持ってしまう。

○「会員意識」と「仲間意識」の混同。
○会員意識を育てる過程の欠如。
○「二世代問題」:新しい会員はお客さん意識。第一世代は会員意識が育つ機会があった。第二世代は最初からお客さんであって会員意識を持つ機会がなかった。

◎なぜ例会に会員が集まらないか?
○個人の解釈と会の解釈が一致しているか?:「来ない人は来なくていいんだ」というようなムードがある。会としてこの問題をどう考えるかを把握する必要がある。
○会に積極的に参加する人はわずかである。
○会に積極的に参加する人は、「より高いもの」を目指している人だ。自分の事だけではなく他の人の事も考えている。
○会に登録しているだけで満足している人もいる。
○参加しない会員は会の財産である。:100人のうち10人参加。90人は会費を援助してくれている支援者である。
○組織には動ける人の定員がある。:活発な人が5人しかいないということは、動ける枠が5人しかないと言う事である。
○そこではなされた事は外では話さない。

◎まとめ
○組織には、いろいろなイメージがある。
○会員意識が希薄な場合、リーダー層と一般会員の間に連続性がなくなる。
○例会に参加者が集まらないと言う事にもいろいろな考え方が可能だ。

二日目も一日目と同じように画用紙に自分の会の良い所を書いて発表し、移動しました。
私は全く良いところが浮かびませんでした。今ならいろいろ良いところが思い付くのですが……。
印象に残っている会の良いところを書きます。

○女性のリーダーがいるので女性が多い。
○リーダーが明るいので会も明るい。
○吃音などどうでもよくて、例会が楽しければ何でも良い。
○例会のうっぷんを例会後の飲み会ではらす。
○リーダーが若いので若い人が多く集まる。
などでした。

最後に先生の著書をプレゼントしていただきました。二日間も我々のために付き合って下さり、なおかつ本までくださり、本当に感謝でした。
今まで、新来者が来ない、定着しない、例会で何をやって良いのか分からない、など悩みがいっぱい有りましたが、それは何も三河あいちだけではなく、全ての会に共通していえる悩みであるという事を知りました。何か方の荷が降りた気がしました。本当に参加して良かったです。先生を始め、みなさんありがとうございました。
05/29 12:32
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全言連リーダー研修会報告(1)
全言連リーダー研修会『セルフヘルプグループについての研修会』が千葉市の幕張で行われましたので行って来ました。
講師は上智大学文学部社会福祉学科の岡 知史先生でした。
二日間にわたり行われました。
一日目は『セルフヘルプグループ「わかちあい」をする組織としての考察』というテーマで行われました。

セルフヘルプグループについては心理学でも研究がなされているそうですが、治療的立場
から主に会に関わってどのように変わったかということに焦点がおかれているそうです。
岡先生は福祉の専門家ですので治療には関心がなくその人が持つ強さを生かすという観点から研究されているということでした。

○わかちあいのポイント:語られたものの中から自分に当てはまるものだけを自分の判断で受け入れる。
○会の原点としての「わかちあい」:あなたの会はわかちあいをされているか? ということで隣りの席の方と5分間話し合いました。
○セルフ・ヘルプ・グループ:自分(自己)・助ける・仲間
 この言葉には、自分で自分を助けるのだから仲間なんて必要ないではないかという矛盾がある。
アメリカでは、Mutual Help 相互扶助、助け合いという風に言われているそうです。
○鳥はなぜ群れで飛ぶのか?:空気抵抗が少ないので飛びやすい。別にリーダーがいるわけではない。先頭が疲れたらまた別の鳥が先頭になる。
○わかちあいの目的:
・ひとりだち(自立):話しやすいように工夫をする。
・ときはなち(解放):安心してどもる。
○ここでまたわかちあいについて隣りの席の方と5分間話し合いました。
 「助けてあげる」という考え方ではなく、共に分かち合うと言う気持ちが大切であると言うアドバイスを隣の方から頂きました。
○「わかちあい」→「ひとりだち」
           ↑↓
        →「ときはなち」
 これが理想的な形。「わかちあい」と「ひとりだち」「ときはなち」がバランス良くある状態。
○「ひとりだち」がない場合:理念は先行しているが、生活が成り立っていない。
 これは、1960年代の市民運動の挫折と大きな関係があるそうです。
○「ときはなち」がない場合:専門職の方がグループを援助する形。
 例えば、ST の方がリーダーのグループ。

◎セルフヘルプグループの意義(ときはなち)
○当事者(吃音者)のリーダーに会える。目標になる人に出会える。
○当事者のリーダーに自分がなることができる。
○自分自身が援助者になることによって、助けられる人よりも効果を得る事ができる。教える事によってより学ぶ事ができる。
○価値観の転換。当事者であるからこそ持つ言葉の重さ。

○人が来ない。新しい人が定着しない。→すべてのセルフヘルプグループの悩み。
→「仲間意識」と「会員意識」を区別する。
○「仲間意識」:同じ体験をしている仲間だと思う事。
○「会員意識」:自分は会員であって、会のために何をするべきか知っている事。
※仲間と会員は違う。仲間でも会の運営を手伝ってくれるとは限らない。
●セルフヘルプグループというのは、もっとメンバーに会員意識を持ってもらう事が必要。
○仲間意識が強くても会員意識が全く無い事がある。
○会運営の苦労をみんなに知ってもらう。

◎まとめ
○わかちあい:自分の判断で聴いてもらう。
○「わかちあい」から「ひとりだち」「ときはなち」
○「ひとりだち」は、鳥の群れに似ている。
○「ときはなち」は、価値観の転換。
○「仲間意識」と「会員意識」は違う。


○人から見て理解されないからグループを作る。
○「セルフヘルプグループ」:ボランティアの意味もある。会員以外の相談にものる。
◎基本は「わかちあい」。

以上の講議を元に、演習として、小グループに分かれ、自分の会の「浮力」と「動力」は何か?ということで画用紙に気球の絵を描き、自分の会の良いところ、悪いところを書き出し発表しました。悪いところは沢山書きだせるのですが、良いところはなかなか思い付かず苦労しました。その後、別のグループ分けをし、参加者全員が書き出したものを知ることが出来ました。
悪いところで多かったのは、「参加者が少ない」「女性が少ない」「新来者が定着しない」などでした。
05/23 23:12
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5月の集い報告
今回は4人の参加でした。
当初うめキングさんが海外旅行をするというので第4週にしたのですが、その日は全言連の研修会がありいつも通りの3週に変更しました。
変更したことをすっかり忘れていたメンバーもいたので電話して来てもらいました。
今月の担当者は、以前から、せっかくの日曜日、こんな会場に閉じこもっていないでドライブに行ったり、カラオケに行ったり、スポーツをしたりしたいと言ってました。
今回は豊橋港にある蒲郡やアルプス山脈が見える展望台もあるカモメリアという施設に見学に行きました。
馬車のようなベンツやクラウンのクラシックカーなども展示してありました。
受付のお姉さんと話していたら『大学のサークルですか?』と聞かれました。どうみても大学生には見えない中年3人と少年一人。不思議な組み合わせだと思ったんでしょう。展望台に行くと言うので質問に答える間もなくエレベーターに乗り込みました。
展望台は三河湾が一望でき素晴らしい眺めでした。アルプス山脈が見えたのには感動しました。
普段ほとんど喋らないクッシー君がすごく喋りました。それだけでもこうして外に出た甲斐があったと思いました。
エレベーターで下に降り、受付のお姉さんの所に行くと、『良かったらどういうサークルか教えて下さい』とまた聞いて来ました。よほど気になったのでしょうか。私が『吃音といってどもりのサークルですよ』と答えたら、とんでもないことを聞いてしまったといった感じで『ごめんなさい。ごめんなさい』と謝ってきました。私は『そんなに気にしなくて結構ですよ』と応えました。
会場に戻りまだ時間がありましたのでスピーチをすることになりました。

1、思いでの歌(エピソード)
2、私のベスト3
3、身体でこれが変わっていたら人生も変わっていた

という三つの中から一つ選んでスピーチをするというものでした。
クッシー君は一番のテーマで、漫画を好きになったきっかけの曲について話してくれました。今日はホワイトボードに絵を描かずに話す事ができました。
もう一人の方は、自分は人と比較して劣等意識を持つ性格。どもりが治ったらな〜。治ったらいろんなことができると思ってた。
いつしかかっこよくなりたいと願うようになった。それでどもりに目が行かなくなったのかな〜。
以前ミ〜さんと旅行に行った時、『もういいや』ってどもりとの戦いをあきらめた時、どもりの悩みから解放されたと話されていた。
自分もいつかそういう気持ちになれればいいなあというお話をしてくださいました。
私は1番と2番を組み合わせてスピーチしました。
思い出の曲ベスト3を発表しました。
ちなみに1位はりりィ、2位は鶴田浩二、3位は日吉ミミでした(^。^;)
最後の方は、どもりだけでも大変なのに眼鏡をかけるようになってとてもいやだったと話されました。眼鏡をかけずにすんだらな〜と話されました。
司会の方はこれからもスポーツやドライブなどいろんなレク活動を行っていきたいということでしたので、その方の担当の時はお願いしますということになりました。
新来者が見えるといけないので掲示板にあらかじめお知らせするようにしたいと思います。よろしくお願いします。

05/23 22:55
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4月集い報告
今回参加者は5名でした。
期待した新来者はみえませんでした。
近況報告に続き『吃音改善セミナーを受けてこの一か月どうであったか』ということで発表していただきました。
自分はどもるんだ、出ない言葉があるんだ、出ない場面があるんだという風に自分で決め付けていると言われてそうだなあと思った。
予期不安があろうがなかろうがとにかく話す事から逃げないと教えられた事を実践して以前よりどもるようになったがやらなければならないことはやれるようになった
どもるまいと努力するのをやめた
などの意見がありました。
みなほとんど忘れてはいるが一つだけでも実践して効果が現れていると言う事でした。
 次にセミナーに参加出来なかった方のために概略を簡単に説明しました。人に説明することによって忘れていた内容が良く分かり良かったと思います。しかし、JHONさんのようにうまく説明できなかったので聞いている人はあまり良く分からなかったかもしれません。

 次にセミナーを振り返っての話し合いをしました。他の人の意見を聞く事により、これもまた吃音克服の参考になりました。

時間が余ったのでテーマなしで3分間スピーチを行いました。
忙しくてどうしても電話をかけなければならない状況を自分に作り、自分を追込む事によって苦手な電話を克服したという話が印象的でした。電話から逃げれる状況というのは電話をかけなくてもすむ状況である。本当に忙しければそんなことは言ってられないはずである。どもろうがどうしようがとにかく電話をしなければ仕事にならない。そういった切羽詰まった状況が克服には必要では無いかと言うお話でした。なるほどと思いました。これもJHONさんの会話と言うのは言いたい事を伝えるのが目的でどもるどもらないはまったく関係ないというお話と共通するものでした。

来月は、第4日曜日の予定でしたが、通月通り、第3日曜日に変更しました。みなさんお間違えの無いようよろしくお願いします。


04/16 08:18
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吃音改善セミナー報告5
JOHNさんのお話しが終わり質疑応答の時間が持たれました。みなさん初めて聞く話ばかりで目からウロコのパウロ状態でした。
続いて新来者ゆなさんの吃音相談会を行いました。

吃音改善といってもあまり打つ手がない感が強い言友会。ならば吃音とうまく付き合って行こう。
吃音を受け入れよう。吃音を持っていながらも明るく楽しく生きて行こう! という言友会。
今回のセミナーはそういった言友会の考えとはちょっと違って、そうはいってもやっぱりどもらずに話せるようになれたらいいな〜という吃音を受容しきれないもう一つの自分というか本音というかそういった部分を満たしてくれる素晴らしいセミナーでした。
言友会は吃音受容、吃音者宣言一辺倒のグループではありません。吃音改善に向けて日々頑張っている人達も沢山おられます。そういった意味で多種多様な会であると思います。狭い了見で言友会以外のグループなど間違っているなどと排斥するのではなく、いろんな考えの人達と交流を持って行きたいなと思っております。
言友会に訪れる人達にはいろんな人達がいます。どうしても吃音を治したい。吃音を受け入れて明るく前向きに生きて行きたい。同じ悩みを持つ仲間と友達になりたい。他にも色々あるでしょう。
色々な情報を制御するのではなく成人吃音者の会なのですから大人としてこれは自分にあってるな〜と思う考えを取り入れて頂きたいなあと思います。

会が終わり二次会にほとんどの方が参加してくださいました。
その中で一番嬉しかった子とは、ゆなさんが三重さんに、『集い報告』に『先々月も二人、先月は中止、今月は何人来るやら』と書いてあった。こういうことを報告に正直に書ける会なら信頼がおけると思って投稿したという言葉でした。あんなことを書いたら誰も来なくなってしまうと会員の方も思ったそうでしたが正直に書いて良かったな〜と思いました。これからも本音を書いて行きたいと思います。
最後に参加してくださった方々、手弁当でやって来てくださったジョンさん本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
03/23 12:28
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吃音改善セミナー4
その通りです
それを出来るようにする為の、方法を考えました
それが、ハミング発声法です

●発語出来ない言葉は存在しない
声(音)をつくるのは声帯→言葉にしなければ、声は出せる(ハミング)
言葉をつくるのは、口全体→声を出さなければ、口パクで言葉をつくれる

この二つを組み合わせたものが、発語

それぞれが出来るなら、組み合わせることは可能

発語出来ない言葉は存在しない

●ハミング発声法とは
吃音者は、喉を使って発声しようとする癖がある

結果的に喉(声帯)を締め付けて声が出ないようにしている

ハミングの時には、喉を使わない

しかし、声帯は振動している

その状態で、口を動かし声(音)つくる


●躊躇せずに発語するとは?
【無努力発声法】
内言語(叙述構想)・・・・・心(脳)の中で、観念を文章化する
(吃音者)
不安や恐怖及び条件反射的肉体の緊張により心が乱れる(どもるという予感)
どもるまいと努力する

どもる

『どもるまいとする努力をやめ、無努力に発語する』

●発語筋の緊張を解く(リラクゼーション)
力を抜けない理由→⇒緊張していることがわからない
緊張を知るには→⇒自分から激しく緊張させる

ストンと力を抜く
普段の生活の中で「緊張」を感じたら、すぐに力を抜く習慣を身につける

●自分の現実は、自分の心がつくる
自分にとって発語は難しい行為だと決めれば、そのようになり、自分はどもると決めれば、それが自分の現実となる

吃音という現実をつくりあげているのも自分

吃音という現実を変えることが出来るのも自分

吃音を他者や環境に転嫁しないこと
吃音は、自分自身が創造した幻想です
吃音という幻の城を築き、その中に自分自身を幽閉
したのも自分自身であり、その吃音城から自分自身
を救い出す白馬の騎士も、また自分自身である
吃音という冒険を選択したのは、自分自身である
吃音という冒険を充分体験すれば、吃音は去っていく
そのためには、積極的に行動すること
何もしなければ、いつまでたっても冒険は続きます
せっかく吃音になったのだから、吃音者にしか体験
出来ない冒険を楽しみましょう

まとめ
1.吃音者は、自分で自分の中に吃音プログラムを作成
 @自分はどもる(話すことは難しいこと)
 A絶対に出ない言葉がある
 B言葉が出ない場面がある
2.吃音改善の本質とは、吃音プログラムを正音プログラムに変換
 @話すことは易しいことを論理的に納得すること
 A自分の普通ではない考え方・行為を知ること
 B普通の考え方・行為へと徐々に転換する
3.価値観(人生観)を振り返る
 @吃音に関する歪んだ認識を知ること
 A人生における本当の価値を考えること
4.吃音日記のすすめ
 @自分の心と肉体の状況を記録
 A時々振り返れば、自分の吃音が見えてくる

03/22 12:29
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吃音改善セミナー3
●楽観的発声法(心理的抑制の解除)
・どもってはならないという心理的抑制がかえってプレッシャー
・どんどん、どもれ!もプレッシャー

心理的にはどもっても良いとしながら、なるべくどもらないように発声
・随意的吃音表出法(軽くどもらせる)
どもってはならないという心理的抑制によってブロックが発生

自ら軽く、或いは柔らかくどもらせることによって、難発を防止する

●行動療法
森田療法…吃音を対人恐怖などの神経症のひとつと捉え、建設的・発展的な行動を通して改善をはかる
【原因】
[ヒポコンドリー基調]
ものを気にしやすい性格的な傾向
部分的弱点の絶対視
吃音を「人間としての致命的欠陥」と誤認
[適応不安]
吃音を持つ自分が、社会(学校・会社・地域)に適応していけるだろうかという不安
[精神交互作用]
吃音→これさえなければと敵視する

吃音に対する注意の集中

吃音に対する恐怖の強化
[手段の自己目的化]
話すことは目的ではなく手段であるが、どもらずに話すことが人生の目的になってしまう。

[劣等感的差別感]
自分のみが気が弱く緊張しやすいからどもると感じる

[劣等感的投射]
他人も吃音を持つ自分を「 致命的欠陥を持った人間」と見ていると思い込む

[現実からの逃避]
自分の吃音を知られることを恐怖し、そのような場面からなるべく逃げようとする

[症状の固着と強化]
逃げることにより、適応不安を増大させ症状を悪化させる


●森田療法における具体的な改善方法
【生の欲望】
吃音者は、人生に対する向上心が強いから、投げやりにならないが、その為に結果に執着しやすい。
結果に執着するから、苦しみが大きくなる。
自分の本来の欲望は、何かをよく考えること。

【思想の矛盾】
不安や恐怖を払い除けようと努力すると、かえって不安や恐怖に注意が集中して逆効果となる。

【自然服従】
自分で努力して何とかなるものと、どうしようもないものを区別し、はからいをやめ、感情はそのままに、やるべきことをやっていく。
素の自分であること、そのものになり切ること。

【感情の法則】
感情の法則を知り、上手に利用する。
第一/感情は、そのままに放任し、またはその自然発動のままに従えば、その経過は山型の曲線をなし、ついに消失する。
第二/感情はその衝動を満足すれば、急に静まり消失する。
第三/感情は同一の感覚に慣れるに従って、にぶくなり不感となる。
第四/感情は、その刺激が継続する時と、注意をこれに集中する時とに、ますます強くなる。
第五/感情は、経験(行動)によって体得し、反復によって養成される。

【恐怖突入】
時には逃げて、力をためる時期も必要。
しかし、逃げは恐怖と不安を増大させる。
死中の活、苦中の楽は積極にあり。
恐怖に突入してみれば、案外どうってことはない。

行動の反復により改善スパイラルにのせる

●論理(認知)療法
論理療法…非論理的な考え方を論理的考え方に変換し、行動習慣を改善する療法
認知療法…マイナスの感情を思考の訓練によってプラスの感情に変換し、行動習慣を改善する療法
【吃音者の論理(認知)の歪み】
→ 自分が「そう感じている事」は本当に「そうなのか?」

【論理療法】
非論理的な考え方→人前で話すときは、絶対にどもらないで話すべきである

【認知療法】
全か無か(二分思考)→どもるかどもらないか

少しでもどもれば失敗と考えてしまう→人生において、完璧は無い完璧を求めれば、行動が怖くなる

《論理的な考え方及び正常な認知》

【言葉は伝えることが目的】どもらずに、必要なことや言いたいことが話せれば、それは成功の一つのかたちである
どもっても、必要なことや言いたいことが話せれば、それは成功の一つのかたちである

【人間は何かをするために存在している】成功とは、何かをすること→どもっても話せば、それは成功の一つのかたちである
失敗とは、何もしないこと→話さなければどもらないが、それは失敗である

『論理や認知のゆがみを正し、建設的な行動への転換をはかる』

●吃音改善の本質
JOHNさんのこれまでの戦いを振り返って
「普通でないものは、実践出来ない!」
「どもらないように、変な喋り方をするのはごめんだ!」
「吃音をいくら研究しても、吃音に詳しくなるだけで、普通に話せるようになるわけではない」
普通の人は、何故普通に喋れるのか?がポイント
『改善の本質とは、普通の人の普通の考え方、普通の喋り方に戻すこと』

●普通の人と吃音者との違いを知る
《発語に対する認識の違い》
話すことは (普通の人)易しい(吃音者)難しい
発語出来ない言葉 (普通の人)存在しない (吃音者)存在する
考えた通りに (普通の人)話せる (吃音者)話せない
[思考はどもらなくても、言葉はどもる]

《発語時の反応(例えば、友人への電話)》
恐怖や不安 (普通の人)発生しない (吃音者)発生する
呼吸が (普通の人)普通に出来る (吃音者)出来にくくなる
発語筋が (普通の人)弛緩したまま (吃音者)条件反射的に緊張
内言語 (普通の人)正常 (吃音者)乱れる
(内言語:心(脳)の中で、観念を文章化すること)

『改善の本質とは、発語に対する認識と反応を普通に戻すこと』

方法は二つあります。

@早く治したい人
自分を信じる(自分は健常者と何も変わらない)

逃げず、躊躇せず、結果を予測せずに喋り捲る。(普通の人の考え方、行動を模倣する)

2〜3年で治った人がいます

A傷つくのが怖い人
これから説明します

●発語に対する認識の転換

[発語は人間にとって易しい行為である]
→論理的に納得すること
@人類の99%は、普通に話せる
A未開の部族でも、普通に話せる(教育に関係は無い)
B3才の幼児でも普通に話せる(知能に関係は無い)
C病人や老人でも普通に話せる(体力に関係は無い)

吃音者は、肉体に問題は無い→肉体的な問題であれば、どのような場面においても、どもり方は同一

普通に喋れない筈が無い
自分が納得するまで、考え抜くこと

●人間は、考えた通りに話せる

普通の人(普通に話せるとき)
心(頭)の中で話した言葉

そのまま同時に口から出る

●吃音者:発語時に躊躇する人

(難発時)
頭の中が真っ白
あのー・・・
えーと・・・

(連発時)
こ、こ、こ・・・

こんにちはの「こ」が
出にくいと思っている
から「こ」しか頭にない

●考えた通りに話すための3要素
以下を瞬時に躊躇せず実行する
@心(頭)の中でしっかり話す
A口の中で言葉をしっかりつくる
B声帯を柔らかく振動させる

●理論的には分かった気がするが、それが簡単に出来れば苦労しないよ!
03/20 12:57
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吃音改善セミナー報告2
そしていよいよお待ちかねJOHNさんの『吃音改善セミナー』の始まりです。
『吃音改善の本質について』というタイトルのパワーポイントをプロジェクターを使って説明していくという本格的なものでした。アニメーションもふんだんに使われておりかっこよかったです。
内容は
1.吃音の実態
吃音は千差万別で治りにくいと言われているが、本当にそうなんだろうか? という問題提起がありました。

2.JOHNさんが改善のために実施してきたこと
1)矯正所の方法
2)声楽(クラシック)の発声方法
2.話し方の工夫
1)どもってもかまわない
2)自ら楽などもり方で話す

3.実地訓練
1)矯正所の方法
2)戸別訪問販売
3)話し方教室
4)生活発見の会(森田療法)

4.吃音日記をつける・その日の、精神状態・発語状況を記録

5.肉体に関する訓練
1)滝に打たれる
2)一週間断食
3)丹田呼吸法
4)リラクゼーション5)座禅

6.本で学んだもの
1)森田療法・論理療法・認知療法
2)脳に関するもの
3)カウンセリング/精神分析
4)自己催眠
5)イメージ・トレーニング
6)自立訓練法

7.人間とは?人生とは?
1)仏教
2)キリスト教
3)新宗教・スピリチュアリズム・新智学
4)インド哲学
5)理論物理学・宇宙論

このような回り道をして得た結論は
『人生は冒険である!』ということだそうです。
このセミナーに勇気を出して参加された新来者もきっと参加するということ事態が冒険だったと思います。


吃音治療法の分類

1.注意転換法
2.呼吸法
3.発声法の工夫
これらはその場しのぎにはなるが、お勧めできないそうです。
4.行動療法…森田療法・論理(認知)療法
その他心理療法、矯正器、薬物療法

これまでの治療法
1.注意転換法(注意を別のものに向け、発声しやすくする)
@リズム効果法(こ・ん・に・ち・は)
Aリズム+メロディをつける
B引き伸ばし法(こーんにちは、こーんーにーちーはー)
C第一音を小さく発声(または発声しない)んにちは
D呼気にのせて発声(ふーっ、こんにちは)
E発声時に手足を振る
F『えーと』『あのー』をつける(えーと、こんにちは)

(つづく)
03/19 07:50
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吃音改善セミナー報告 070318
ついにJOHNさん講師による吃音改善セミナーの日がやってきました。
前日から参加できなくなったというメールが次々に送られて来てどうなってしまうんだろうという気持ちと18名しか入れない狭い会場のためホッとするような複雑な感情が入り交じっていました。沢山来過ぎて入れないのではないかという不安があったからです。
今回のセミナーほどやきもきした会はありませんでした。
それは滅多にやって来ない新来者ゆなさんが掲示板に投稿してくださったからです。何とかしてこの機会に参加していただきたいと思いました。

バッタリ投稿がとぎれ諦めていた頃再度投稿がありました。しかしまだ行くかどうか迷っているとのこと。ミ〜さんも説得してくださいました。
なんとか来て欲しいな〜と思いました。

いよいよ時間が近付きました。次々に参加者がやって来ました。兵庫から豆たぬきさん、岐阜の20代男性、そしてなんと三重から20代女性が来てくださり女性が2名になりました。でもゆなさんは現れませんでした。だめだったか〜と思いました。
しばらくすると中日新聞を見て来たということばの教室の女の先生がやって来ました。
またしばらくすると東愛知新聞を見て来たという男性がやって来ました。
新聞を見て2名の方が参加してくださいました。これは驚異的な数字です。講師の方がみえるのとみえないのとでは大違いだと思いました。
しかしゆなさんはまだ来ません。諦めていた頃掲示板投稿の知らせがやってきました。なんとゆなさんが会場が分からず道に迷ってるとの投稿。司会のうめキングさんは司会をほっぽらかしゆなさんを迎えに行こうとする始末。なんとかそれを止めやきもきして待っているとゆなさんがやってきました。(結論が遅くてごめんなさい。私の文章の方がやきもきしますよね(^。^;))これは本当に嬉しかったですよね。
さあメンバーが揃いました。
三河あいち5名
名古屋1名
三重1名
岐阜1名
兵庫1名
東京1名
そして新来者3名
の参加です。
ちょっとしたミニワークショップといった感じの参加者です。こんなことは初めてでしたので嬉しくって最初から飛ばしまくってしまいました(^。^;)

まずうめキングさんの名司会で自己紹介をしました。趣味、お国自慢を話させられました。うめキングさん本当に司会がうまいんで感心しました。
みんなから話を引きだし一言でも多く話して帰ってもらおういう心遣いが素晴らしかったです。

03/19 06:25
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