MH小説・日記


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let's go4匹
小説を初めて書きます。頑張ります。お暇なら見てやってください。

【登場人物】
主人公
時雨(しぐれ)[片手剣]
・常に冷静なフリをしているが怖がりな男の子。

晴(はる)[大剣]
・楽観的な男の子で時雨をいつもヒヤヒヤさせる。

雷次(かみじ)[太刀]
・少し,侍のような考え方をする熱い男の子。

八雲(やくも)[遠距離]
・この人こそ常に冷静沈着で,普段は寡黙な男の子。

お気づきの通り名前の由来は天候です。話の舞台は日本によく似た場所です。
10/12 01:52
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◆[64]充電器
「…いた。あいつだ。」

「…よし!!行こう!!」

「まてまて、晴!!」

「なんだよ!!」

「よくみてみろ。」

「えぇ??」

ドスランポスはこのフィールドにいたのであろうモスを襲い、食事を摂っていた。明らかに無防備な体制だ。周りを見てもあいつ以外青いモンスターはいない。

「…見張りもいないのか…。…よし。晴、あいつの後ろから攻めよう。回り込むんだ。そしたら晴が一撃食らわす。フォローはオレがするから。」

「お、おぅ。…わかった。」

オレと晴は茂みの中をドスランポスに気付かれないように回り込んだ。…茂みからスキを伺う。

「…今だ!!」

ドスランポスが辺りを見回してから、モスに食らいついた瞬間、オレ達は茂みから飛び出した。

━ドスンッッ━

晴の重たい大剣がドスランポスを吹き飛ばした。そのあと、オレが頭を斬り殴り、ドスランポスは天を仰いで身体をのけ反らせた。そこにまた晴の大剣が振り下ろされる。

「…どぉ…りゃあ!!!」

ドスランポスは吹き飛ばされ、起き上がらない。晴がもう一度攻撃しても反応はなく、その瞬間オレ達は勝利を確認した。

「やった!!倒したぞ、晴!!」

「だな!!早く剥ぎ取ろうぜ!!」

オレ達はドスランポスを剥ぎ取り、顔を見合わせた。

「雷次と八雲にも伝えよう!!」

「そだね!!」



「なぁ、ハナはどこの子だ?」

「……アツミ村。………街道を歩いて行った先にある村なの。」

キョトンとした表情の僕にハナちゃんは付け足すように説明をしてくれました。

「アツミ村…。聞いたことある。親父が昔行ったことがあるらしいんだ。たしか…、温泉が沸いてる村だろ?」

「…うん。傷に良く効くの。小さい村だけど温泉が村の自慢!!」


「そっかぁ。行ってみたいなぁ。」

「………来る??」

「えっ!?」

僕と雷次は同時に聞き返してしまいました。
02/04 04:07
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◆[65]充電器
「……助けてくれたから、お礼しなくちゃ。」

「そ、そっか。」

「お━い!!!!」

「おっ!時雨と晴だ。」

オレと晴は木の根本まで走っていって、ドスランポスを剥ぎ取ってくるように伝えた。

「大丈夫!!このちびっ子はおれと時雨でお守りしとくよ!!」

「…そっか。じゃあ頼むな!すぐ行ってくる。」

そう言って2人は別のフィールドに消えていった。

「さてと…」

木を登りながら晴が話し出した。

「1番近い大きな街ってどこだろぉな。時雨知ってる??」

「いや、…知らない。自分の村出たこと無いからさ。」

「そっかぁ。おれも出たこと無いからなぁ…。こんな方まで来たのは初めてだよ。」

「ハンターになりたくてずっと特訓してたからな…。」

「………」

晴が女の子の方を見る。女の子は晴を睨むような目で見つめる。

「…なんだ!?ちびっ子!!…おれに惚れたか??」

晴がそう言うと、女の子は顔をプイっと横に向けた。

「あ!!そぉだ!!おい、ちびっ子!!ここら辺で大きな街ないか??お前ここら辺住んでんだろ!?」

「…………」

「なんだよ…。なんとか言えよ。」

「おい、晴。こんなちっちゃい子にそんな言い方ないだろ!!」

オレは木に登って女の子の横に座った。

「…ごめんね。恐かったでしょ??お名前は??教えてくれるかな??」

「………ハナ。……ちびっ子じゃないもん…。」

「なんだよ!!そんなことでスネんなよ。やっぱちびっ子じゃん!!」

「晴!!……ごめんね、ハナちゃん。コイツ馬鹿だから許してあげてよ。」

「おいおい!!そいつは聞き捨てならねぇなぁ!!」

「じゃあお前がちびっ子だよ。」

「むむむ…。」
02/06 01:58
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◆[66]充電器
「ところでハナちゃんはどこに住んでるの??」

「アツミ村だよ。ハナが帰るとき、かみじ兄ちゃんもやくも兄ちゃんも一緒にハナの村に来てくれるの。」

「えっ!?2人そんなこと言ったのかよ!!」

「言ってたもん!!」

「晴。もっと優しく。……そっかぁ。もしよかったら、兄ちゃん達もハナちゃんの村に遊びに行って良いかな??」

「えっ!?まぢ!?旅は!?」

「晴!!」

「…良いよ…。」

「いやいやだなぁ…。」

「……あっ!!かみじ兄ちゃんとやくも兄ちゃんだ!!」

「えっ??あっ!!ほんとだ。」

2人は急いで木の下に走ってきていた。

「時雨!」

「どぉした??雷次、そんなに慌てて…。」

「そぉだそぉだ!!雷次兄ちゃん♪」

「うるさいぞ、晴。で、どした??」

「…ドスランポスがいないんだ!」

「えぇえっ??!!!」

「どぉゆうことだよ!!!確かにおれ達倒したぜ!!??」

晴はそう言いながら、ドスランポスの一際大きな牙を出して2人に見せた。

「倒したかどうかは問題じゃないんだ。問題はなぜドスランポスが居なくなったのか…。いや、居なくなったって言うより消えた、の方がしっくりくるな。なんせ倒したんだから。」

「そう言ったって歩くわけはないだろ!?死んでんだから……。」

「いや、晴。何かがドスランポスを移動させた。それかその場で喰ったか…。雷次、八雲。ドスランポスの血はあったか??」

「……あったよ。」

オレの問いには八雲が答えた。

「…ただ、…そこから移動させた痕跡が無いんだ…。…だから、ドスランポスをくわえてその何かは飛んだんじゃないかなぁ…。」

「飛ぶかぁ…。」
02/12 11:04
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◆[67]充電器
「……大型の飛竜がいる。」

八雲が空を見回しながらぽつりと言った。その仕種を見て全員が空を見上げる。

「まぢかよ…。仮に大型の飛竜がリオレウスとかリオレイアで出くわしたらおれ達に倒せるのか??」

「……むり。少なくとも今は…。」

「…八雲、そんなに無理かな??…一応オレ達4人でイャンクック倒してる。…勝てない相手なの??」

「4人じゃないぞ、時雨。5人だ。あの時は半次朗さんがいた。」

「…うん。雷次の言う通り。それに今はハナちゃんがいる。」

「…なるほど。ハナちゃんを守りながらじゃ無理か…。それに武器も防具も最初に買えるやつだ。もし向こうの攻撃が当たったらやばいもんね。」

「…うん。」

「そうと決まったら、さっさと出ようぜ!!!長居したって良いこと無いさ。」

「そうだな。よし!みんな、森を抜けるぞ!」

「おーっ!!!」

5人は歩きはじめた。オレと雷次が先頭を行き、安全を確認する。その後ろを八雲がハナちゃんと手をつないでついてくる。晴は1番最後尾でちょくちょく後ろを振り向きながら歩いてくる。

「なぁ。このまま草むらを通っていくのか???広いとこ出てパッと走れば良いじゃん。そうすりゃすぐだ。」

最後尾の晴が口をひらいた。木の根本を出発してから、通る道が草むらばかりだった。すぐ前を歩く八雲が答える。

「……もし、リオレウスやリオレイアだとしたら、あいつらはすごく目が良いから見つかっちゃう可能性が高い。特にリオレウスは空からナワバリを監視してる。だから危ないんだ。」

「ほほ〜。なるほど。八雲はやっぱりすごいな。」

「……そんなことないよ。」

「お?あれは出口かな?…ハナ!あそこから入ったのか?」

「うん。あそこの道。」


02/13 11:35
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◆[68]充電器
「なあ、ハナ。さっきから大事そうに持ってる…それ…。なんなんだ?それを摘むためにあんな朝早く森に来てたのか?」

森を出て、街道を行く。目指しているのはアツミ村だ。その途中で雷次がハナちゃんに話しかけた。

「そうだよ。本で調べたんだけど、この草がお母さんの病気に効くんだって。」

「…お母さん病気なのか。ハナは偉いな。」

「お母さん治りそう??」

「うーん…ハナにはわからない。でも効いてるってお母さん言ってるよ。」

「そっかぁ。早く治ると良いね。」

オレはそう言いながら、ふと八雲を見ると、八雲はハナちゃんが大事そうに抱えるカゴを見つめていた。

「あっ!村だ!見えてきたよ!ハナの村!」

そう言ってハナちゃんは走りだした。無理も無い。ついさっきまでモンスター達の脅威にさらされていたのだ。オレ達はハナちゃんの後を追って村に入った。村は噴水を囲むように民家や店が並んでいて、噴水からは民家に向かってそれぞれ溝が掘られていた。

「さすが温泉の村。噴水から湯気があがってるぞ。」

気付いたのは雷次だった。みんなそれに感動しつつも、ハナちゃんを追いかけながら噴水の横を通り、一軒の前に着いた。

「ここがハナのおうち!お母さん呼んで来るから待っててね!」

そう言って家の中に消えたハナちゃんが、玄関の扉を閉めてから八雲は話し出した。

「…ハナちゃんのお母さんがどんな病気かは知らない。…だけど…、ハナちゃんが摘んでた草は病気には効かないと思う…。…あれはただの雑草だ。」

「………。」

05/26 23:29
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◆[69]充電器
「雑草か…」

沈黙に雷次が一言添えた。

その時、家のドアが開き、

「おまたせ!」

っと言ったハナちゃんに家の中まで通された。四角いテーブルの周りに並ぶイスの一つに女性が座っていた。

「いらっしゃい。」

お母さんだろう。オレ達の方向に体を少しひるがえし、挨拶をしてくれた。

「お邪魔します。」

4人が挨拶をすると、それまでオレ達の足元を見ていた視線が、顔に向けられた。一人ひとりの顔を見るようにゆっくりと顔を横に動かす。目が合うことはない。自分の額のあたりに視線を感じた。

「随分と若いハンターさんのように感じるけど、おいくつ?」

「14です。」

雷次が答えた。

「そぉ。…あら。どうぞ、座ってくださいな。」

「失礼します。」

オレ達はそう言ってテーブル席に座ると、お母さんが話し出した。

「森での事は聞きました。娘を助けてくれたのね、ありがとう。この子ったら、時々無茶をするから困っちゃうわ。」

「だって、早くお母さんの目、治って欲しいんだもん!」

お母さんはハナちゃんのヒザあたりを見て微笑んだ。

06/01 19:10
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◆[70]充電器
「私ね、目が悪いの。だからごめんなさい。せっかく来てくれたのに、あなたたちの顔を見ることができないわ。代わりに名前を教えていただけないかしら?」

「あっ!名乗らずにすみませんでした!雷次と申します!お招きいただきましてありがとうございます。」

「時雨と言います。よろしくお願いします。」

「晴です。はじめまして。」

「…八雲です。……は、はじめまして。」

「あらあら、みんな男の子?良かったわね、ハナ。帰り道はハーレムだったでしょ?」

「そんなことないよぉ。やめてよ、お母さん!」

「照れなくても良いのよ。」

「照れてないッッ!」

「本当かしら?……あっ!ハナ。おつかい頼まれてくれる?」

そう言ってお母さんはメモをハナちゃんに渡した。

「うん。行ってきま〜す。みんな、ゆっくりしててね!」

ドアを閉めて走っていくハナちゃんの足音が遠ざかってから、お母さんが話し出した。

「おてんばな子でしょ?あの子…。もう来年は8才になるの。お友達とも遊びたいでしょうに、家事の大半をあの子がやってくれて…。…………あの子が毎日採ってくる草の事だけど。もしかしたら、気付いてるんじゃない?」

「……はい。…失礼ですが…目に良いという効能は聞いたことがありません。」

八雲が重々しく答えた。

「えぇ、そんな効能はないでしょうね。目が良くなってる気がしないわ。きっとただの雑草なのね。」

「じゃあ、…なんで飲み続けてるんすか?」

「それは…、あの子が毎日欠かさず採ってきてくれるからよ。目は良くならないかもしれないけど、娘のケガもろくにみられない母親だけど、あの雑草は私が生きるための特効薬。あの子の採ってくる雑草を食べたくて、毎日を生きてるの。……生きたいの。」

「………」

「…娘に草の事言わないでくれたのね。ありがとう。でなきゃ、あの子があんなに楽しそうに帰ってくるはずないわ。娘は信じてるの。あの草の効能を。」

そう言いながらお母さんはずっと、嬉しいような、寂しいような表情をしていた。
06/02 00:21
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◆[71]充電器
「あの、…医者には診てもらったんですか?」

「えぇ、隣町のお医者さんが駆け付けてくれたの。ちょうど私が高熱を出した時にそのお医者さんが処置をしてくれて…。それで目が覚めた時には、暗闇にハナや村長さんの声がしたわ。知らない声はお医者さんかしらね。村長さんの話では、私、一晩中うなされてたんですって。ハナには怖い思いさせちゃった…。お医者さんには、高熱の影響で目が見えなくなったんだろうって言われたわ。人生何が起こるかわからないわね…。」

「はあ…。」

思ったよりあっけらかんと話されて、聞いた雷次も返答に困ったのか苦笑いをした。

「………そのお医者さん、…誰が呼びに行ったんですか?」

「えっ?……さぁ。村長さんでもハナでもないらしいわ。…ごめんなさいね。でも、…どうして?」

「…いえ。特にこれといっては…。こちらこそいきなりすいませんでした。」

思ったような返答を期待できなかった為か、八雲は納得したようなしてないような表情で床を見つめた。ちょうどその時、家のドアが開きハナちゃんが帰ってきた。

「ただいま!!」

「おかえり。いつもありがとう。」

そう言ってお母さんはハナちゃんが持っている買い物袋をひょいと持ち上げ、壁伝いに歩いてキッチンの上に置く。その途中、

「何を話してたの?」

息をきらせながらハナちゃんがお母さんに聞いた。

「旅の話よ。」

お母さんは微笑みながらオレ達の存在を確認した。

「えぇ〜。ハナも聞きたかった!」

「じゃあまた最初から話してもらおうか。」

ハナちゃんには意地悪な笑いに見えたかも知れないが、お母さんの全ての行動は愛に溢れている。ように感じる。
06/05 10:41
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◆[72]充電器
「旅って言ってもつい昨日村を出たばかりなんだけどね。」

オレはハナちゃんに説明して、オレ達の村に起こったこと、まだ幼い頃に樹海に行った時のこと、昨日のことを話した。

「まぁ…。大変だったのね…。」

「うん…、えっ!?お母さんも聞いてなかったの?」

「あっ!!……う、ううん。何回聞いても私は同じ言葉を言っちゃうわね。」

「…も、もお〜。2回目っすよ、その言葉ぁ!!」

良いぞ、晴!!上手いこと晴がフォローしたことでハナちゃんにはなんとか疑われずに済んだ。

「あ、あら!!こんな時間。夕食の準備をしないと!!あなたたちもどうぞ。娘を助けてくれたお礼になるかわからないけど…。」

「まぢっすか!?いただきます!!」

「おい、晴!!おまえ、遠慮って言葉を知らないのか!?」

「うるせー、時雨。知ってるよ!!ただおれはくれるって言うんなら病気以外なんでももらうぜ!?」

「ふう…。…すいません。ご馳走になります…。」

「あらあら、気にしないで。」

「やっぱり時雨も食うんじゃねえか。」

「………。」

ハナちゃんがお母さんの手を引いて台所まで歩いていった。

「…あいつ強いな。」

「えっ!?何!?雷次。だれが!?」

「ハナだよ。効くと信じて6才からあの草を取りに行ってるんだ。…あの森へ。」

「……お母さん。」

八雲がポツリとつぶやく。

「あぁ…。治って欲しいんだろうな。」

付け足すように雷次がしゃべる。

「どおにかなんねえのか!?」

「その医者に会って話を聞かない限り、なんとも言えないな…。」

オレの悔しい思いが言葉と一緒に顔に出たのを感じた。
06/11 00:46
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◆[73]充電器
「村の人に聞いて回るか…。誰かはその医者がいる村を知ってるだろ。」

雷次がオレ達に聞いた。

「いや、でもここ2年来てねぇんじゃねえか??来てたらあいつ本なんかで勉強しねえだろ!!おれだったら直接聞くね!!」


「確かにそだな。」

的を得た晴の解答に驚きつつ、オレは他の2人を見た。八雲も雷次も頭をひねっていた。なぜ2年間も来ないのか。近くの村では無いのか。様子は気にならないのか。いろいろなことが頭を駆け巡る。

「とりあえず聞き込みだ。俺はあの2人を助けたい!」

「とんだクエストだなぁ、おい。見ず知らずの親子、知らない村、正体不明の医者…。……だるいなあ。やるか。」

「おぉ!!晴!!お前良いやつに生まれ変わったんだな!!」

「うるせー。家族を助けたいって気持ちは、おれもあのちびっこも同じなんだよ。」

「うんうん…。」

「おい!!しみじみ頷くな!!」


「とりあえず、聞き込みだ!」

雷次と八雲が台所に行って、またすぐ戻ってきた。

「俺と時雨で村の見物に行く。八雲と晴はここで料理ができるのを待つ。そう伝えてきた。」

「やるじゃん。よし、行こう。」

オレは雷次と外に出た。
10/17 15:08
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