MH小説・日記


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迅轟刀王ヴァルナ2/YFqVdHR9
princess of SYUREIDO
この物語には、モンハンストーリー2ndGのネタバレが含まれているかもしれないので
閲覧には注意を


感想などは感想板の方にお願いします

この物語特有の造語、設定も感想板に説明があります

絵は、3年程前に
月歩様に描いていただいた
ヴァルナです


07/28 01:13
[TS3V]
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◆[9]迅轟刀王ヴァルナ2/YFqVdHR9
ギャイン! カン! ドッ! ズガッ!

ドンドルマとシュレイドの間にある森の中で凄まじい戦いが繰り広げられている。
硬い外鱗も暴走したヴァルナの前には紙切れにすぎなく、
岩すら切り裂く鋭い爪も全て刀で防がれる、
轟竜の攻撃はことごとく防がれ、ヴァルナの攻撃は轟竜の肉体を軽々と切り裂く

ヴァルナ「………」

ヴァルナの鋭い殺意を孕んだ刃が振り下ろされた
その刃は強靭な轟竜の骨ごと寸断し、
支配者は断末魔と共に地面に崩れさった。
08/12 23:30
[HI3B]
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◆[10]迅轟刀王ヴァルナ2/YFqVdHR9
ヴァルナ「(・・・・私・・死んじゃったのかな?・・暗くて何も見えないや
あの飛竜はどうしたんだろ?)」

ヴァルナが目を開けると、そこにはバラバラになった轟竜の屍、
雨はすっかり止み、暖かい日差しが差し込んでいる。

ストン

ヴァルナはその場に座ってしまった。

ヴァルナ「一体・・何が?」

だだっ! だだっ! だだっ!

ドンドルマの方角から馬に乗った、数名のギルドナイトが現れた

「見ろ!子供だ!!早く保護するぞ!!」

「君大丈夫か?轟竜に襲われたんだね?何があったんだい?轟竜がバラバラにされている・・
おい!新入り!この子を保護しろ!!」

ヴァルナ「え?あっ・・」

「大丈夫、もう大丈夫だよ。
怖かったね、安心していいよ」

ヴァルナ「は、はい
えと、その・・」

「しゃべらないで、とにかくドンドルマに行こう。」

ヴァルナはギルドナイトの新入りに抱きかかえられ、ドンドルマに向かった
08/12 23:42
[HI3B]
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◆[11]迅轟刀王ヴァルナ◆2/YFqVdHR9
新入りのギルドナイトにだかえられ、
ギルドナイトの馬でドンドルマに向かっているヴァルナは状況を理解しようとしてた。

生き残った自分、
バラバラにされた轟竜、
武装したギルドナイト、
わからないことだらけだ

「そういえば名前を聞いてなかったね、」

ヴァルナ「・・ヴァルナです、ヴァルナ・アルバレスト」

コルト「ヴァルナ・・王都シュレイドの姫君か・・・
僕の名前はコルト、まだギルドナイトを始めたばかり、よろしく」

ヴァルナ「はい…よろしくお願いします・・」

ヴァルナの目指すドンドルマはもう目前に迫っていた
09/29 22:12
[HI3B]
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◆[12]迅轟刀王ヴァルナ◆2/YFqVdHR9
〜ドンドルマ〜

コルト「えっと、ヴァルナちゃんはどこに行くのかな?宿屋かな?」

ヴァルナ「ハンター登録をするために集会所に行きます。
ありがとうございましたコルトさん」

そう言い残し、ヴァルナは集会所に向かった。

コルト「あ、ちょっとヴァルナちゃん!?
行っちゃったよ、どうしよ」

〜集会所〜

「あぁ!?ハンターになりてぇだ?
なに言ってんだ小娘」

ヴァルナ「お願いします、ハンターになりたいんです」

「はん!だったらドスランポスを狩ってくるんだな!!
狩ってこれたらハンターにしてやるよ」

ヴァルナ「ドスランポス?
わかりました狩ってこれたらハンターにしてくれますね!」

「あぁ、狩ってこれたらな」

ヴァルナ「行ってきます♪」

ヴァルナは希望に満ちた声で集会所を出た

「クックック、あの小娘にドスランポスが狩ってこれるものか、大人二人がかりでも倒せなかった奴だぜ」
10/07 14:14
[HI3B]
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◆[13]迅轟刀王ヴァルナ◆eLdvZ.Ok6B
小気味良い音をだしながら森へ向かう少女、
彼女の最初に狩るモンスターの名はドスランポス
青い狩人のボスだ

ヴァルナ「でもドスランポスってどんな姿なんだろ?
さっぱりわからないよ・・」

ヴァルナが足を止めたその時。
森に異変が起きた
10/12 18:54
[HI3B]
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◆[14]迅轟刀王ヴァルナ◆eLdvZ.Ok6B
異変の正体は森の奥から出てきたおびただしい数の草食竜だった、
どの草食竜も我先にと猛スピードで走っている

ヴァルナは木の上によじ登って
草食竜の群れをやり過ごしていた

ヴァルナ「すごい数・・ドスランポスって
強いモンスターなのかな・・・不安になってきた」

群れが通り過ぎ、森に平穏が戻って
ヴァルナはようやく木から降りれた

ヴァルナ「あの草食竜が来た方向に行ってみよう」

ヴァルナは草食竜の群れが来た方向に向かって行った


〜ドンドルマ〜

コルト「え!?本当ですか!!」

ハンターA「本当だよ、あのハンター登録のおっちゃんに小さい蒼髪の女の子が(ドスランポスを狩ったらハンターにしてくれますね?)って言ってたよ」

コルト「あ〜大変なことになってきたなぁ
ヴァルナちゃんみたいな小さい女の子にドスランポスなんてむちゃくちゃすぎる」
10/14 23:47
[HI3B]
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◆[15]迅轟刀王ヴァルナ◆eLdvZ.Ok6B
ハンターB「でも本当に森に行ったならヤバいかもな…」

コルト「? それはどういう」

ハンターA「陸の女王の目撃情報が多発してるんだよ、そんなんに出会ったら小さい女の子はおろか、一人なら俺たちハンターだって危険だよ」

コルト「! ヴァルナちゃんが危ない!」


〜森〜

ドシンッ・・ ドシンッ・・

ヴァルナ「あれがドスランポスかな?
おっきくて強そう・・」
10/15 00:10
[HI3B]
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◆[16]迅轟刀王ヴァルナ◆eLdvZ.Ok6B
ヴァルナ「でも・・ハンターの人はみんな倒しているんだし、私も頑張るぞ!」

ガサガサ、ザッ!!

「グルルルル?」

ヴァルナ「勝負だ!ドスランポス!!」

「ギアァア!!」

激しい雄叫びが森の中を突き抜ける
ドスランポスに間違えられた陸の女王は、目の前にいる少女に向かって灼熱の炎弾を吐き出した。
ヴァルナ「え!?
う、うわ・・」

ズガアァァァン!!

炎弾が着弾した一帯は凄まじい爆発により跡形もなく吹き飛んだ、
ヴァルナはなんとか回避する事に成功したが爆風によって飛んできた木に当たって気を失っていた

陸の女王は自ら獲物を粉々にしてしまい、不機嫌そうな雄叫びをあげると巣に向かって飛び去って行った


〜森〜

コルト「まずいことになったな、陸の女王リオレイアなんて
小隊一つあっても勝てるかわからないのに・・
ヴァルナちゃん・・・無事でいてくれよ」
10/22 00:42
[HI3B]
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◆[17]ヴァルナ◆eLdvZ.Ok6B
陸の女王リオレイア、それは飛竜の女王、中堅のハンターでは手も足もでない強者
そのリオレイアに12歳の少女が向かって行った。
それが意味するのは[死]
普通の人間なら生きているという希望をあきらめるくらいに有り得ない事
だが、森を駆ける若いギルドナイトは有り得ない希望を胸に抱き少女を探している

コルト「くそ・・・ヴァルナちゃん、どこにいるんだ?」
11/11 19:59
[HI3B]
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◆[19]ヴァルナ◆eLdvZ.Ok6B
オルファ(ヴァルナ・・・ヴァルナ起きなさい、)

ヴァルナ「お父様!?」

ラーナ(そんなびっくりしてどうしたの?
ヴァルナ)

ヴァルナ「お母様も!どうして・・これは夢なの?」

ラーナ(夢?何言ってんの、今日は街でお買い物でしょう?早くしないとおいてっちゃうわよ)

オルファ(さぁ、行こうかヴァルナ)

ヴァルナ「お父様!お母様!待って!私を、私をおいてかないで、行かないでお父様!お母様!」


ヴァルナ「お父様!お母様!
・・・・・・ッ」

ヴァルナが見ていたのは昔の夢
夢から覚めたヴァルナの周りは月の明かりが照らしていた

ヴァルナ「やっぱり夢だ・・・私は何もできなかった。
怖くてただ見ることしかできなかった。
私は何も・・・できなかった。」

ガサガサ、 ンニャ!

ヴァルナの前に現れたのはとても小さなアイルーだった
全身傷だらけで今にも動かなくなりそうだった

ヴァルナ「大変!!
そうだコルトさんの馬に積んであった応急薬がある!
飲んで子猫ちゃん
頑張って、」

応急薬を飲んだアイルーは小さく「ニャ」っと鳴き眠ってしまった。

ヴァルナ「もう暗いから街に帰ろう、猫ちゃんも心配だし」


〜ドンドルマ〜

ハンターA「女の子は見つかったか?」

コルト「・・・・・・」

首を横に振るコルト、その姿を見て落胆するハンター達

ハンターB「俺たちでリオレイアを狩ろう」

ハンターA「あぁ、良いぜ相棒!
あんたはどうする?ギルドナイトの旦那」

コルト「僕も参加します。
協力ありがとうございます」

クエスト
陸の女王リオレイア討伐

コルト「いつ行きますか?」

ハンターA・B
「今からだ!!」
11/27 21:01
[HI3B]
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