MH小説・日記


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◆[8]レベッカ◆DqjUh7Wdg.
どれだけの距離を歩いたのか…
どれだけの日々を彷徨ったのか…
もぅ今では思い出せない程だ…
あの日…
「みんな…どこに…?」
声に出して呟いても返事がある筈もないのに…
この1人ぼっちの焼け野が原で…
…ん?この音は…
歩くにつれて音は大きくなる…
「あ!水だ!」
もぅ何日も水分を摂ってない、それに髪も洗いたい!
丘を超えると壊れて吹き出している水道管が見えた!
手で水をすくい上げて口につけた…
「止めとけば?」
不意に後ろから声が聞こえた。
振り向くとそこには汚い格好の男の人が立っていた。
「今、その水を飲もうとしたでしょ?
止めといた方が良いよ、多分死んじゃうから。」
あの日以来初めて人を見た…
「街以外の水は全て汚染されてる…まぁ死ぬつもりで飲むんだったなら別だけど。」
「そんな…別に死ぬつもりなんて…」
「布に湿らせて体を拭くぐらいなら大丈夫だよ、俺も汚いけど…お嬢ちゃんは少し臭いよ。」
目の前が歪み意識が遠のいた…
…バタ…


06/27 15:19
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