MH小説・日記
[返信][更新][△]
[↓][検索][HOME]
◆[55]レベッカ
ギィ…ギィ…ギィ…
櫂を漕ぐ音が止んだ。
釣竿を垂らし、波音に酔いしれてるレベッカ。
…ッ…ッ…ッゥ…
「むむ、この狩り場に漂う空気…獲物が近いニャ!!」
ツッ…ツツッ…バシャッ!!
「ニャニャン♪釣れたニャ〜おまえ使えるやつだニャッ♪」
「ねぇ…目的地はまだなの?」
レベッカは、漕ぎ疲れた案内猫に頼まれ?
食事を用意したのだった。
「ニャ♪目の前に見える島ニャ。
この時期、寒冷期には奴が散歩しに来ているはずニャ〜」
「奴…?散歩…?」
「しっかり装備を整えておくんだニャッ!
奴にかかれば、レベッカなんてひとのみだニャ〜
怖いニャ…行きたくないニャ…
頑張るニャ…フゥ…」
ギィ…ギィ…ギィィ…
空は葵色に拡がり雲ひとつない青空、浅瀬へと舟が近づけた。
「着いたニャ!お土産待っているニャ♪」
…んんっ…ゴクッ…
唾をのみこみ、舟を降りた。
「カイトと先に来てるはずだけど…?いないなぁ。」
散策採取しながら、待つことにした。
03/11 06:29
[SH3J]
[削除][編集]
[↑][次][前]
[返信]
[一覧に戻る]
[HOME]
9360699
mobile-bbs