MHP2ndG雑談板
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◆[227]アンパンマン【本編4】
アンパンマンの手記より
この文章を読んでいる僕は、今恐怖を感じているだろう。
だけど恐れることはない。
僕は何年も何年も古い頭を新しい頭に交換し続けていた。
だけど昨日の僕もその前の僕も全て自分なのだ。
頭の交換に関する恐怖の記憶以外の全て（おそらく）は引き継がれ、僕という人格は連続している。
つまり僕本体、体に記録されている記憶は連続して在り続けている。
それは生き続けていることなのだ。
だけど交換された古い頭に意識があるとしたら？。
それはいったい誰なんだろう。
その後も手記は続いていた。
一番最近書かれたものの日付は三日程前のものだった。
抜けている日付の日は、ノートに気がつかなかったか顔を交換したのだろう。
書かれた文章の数だけノートに気が付き、記憶を書き残し恐怖を覚えていったのだ。
アンパンマン「僕は……」
僕は簡単に一言と日付だけを書き、ノートを元の場所に戻した。
10/20 10:20
[P906i]
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