ＭＨ小説・日記
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◆[152]アヴィ
≪ミスト解釈後編≫
この映画を観ると、主人公は様々な選択を迫られます。その都度、主人公は最善と思いえる正しい選択を決断していきます。
そう！監督は、人生において色々と選択し決断しないといけないと語っているとアヴィは思います。
映画の主人公は常に最善の選択を、正しい選択をしたじゃないかって思いますか？？？
いえ！！
思い返してみて下さい！
物語冒頭、主人公に限らずスーパーにいた人達、全員がある１人の女性を見捨てています。
霧が町を覆いスーパーに避難した時、乳飲み子と子供を家に残してきた母親が、すぐ近くに家があるから、一緒に行ってくれと助けを求めたが誰１人助けようとしませんでした。結局母親が１人で子供を助けに家に帰りました。
呪われろ！
と捨て台詞を残して……
皆、見捨てたんです！母親を…
主人公でさえ……
はい。
物語のラストに場面を変えます。
霧が晴れて軍隊のジープに途中救助された人達が乗っています。
あれ？
救助された人達の中に子供２人連れた母親が……
そう冒頭の母親です！
結局、最初に母親を助けていたら、最悪の結果にならなかったかもしれないのです！！！
人生において何か選択しないといけない時。
仮に良い選択、悪い選択と分けますと、悪い選択をしたあとでいくら良い選択をしても良い結果になるとは限らない。
悪い選択一つで取り返しのつかないことになる！！
と監督は伝えたいのではとアヴィは勝手に解釈します。
最後に、軍隊によって周りは霧が晴れていって希望が予感されるラストですが、反対に主人公は自分の手で最愛の息子を殺した後悔と絶望で、主人公の心に出口の見えない深い霧ができたのではと、、、
勝手に考えるアヴィであります
なにはともあれ、メッセージ性の強い良い作品だとアヴィは思います。
m(__)m
08/26 17:46
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